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藤井聡太四段 28連勝達成 「将棋の神様」は存在する

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 6月23日(金)22時03分39秒 182-166-46-147f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  6月21日(水)午後4時47分、藤井聡太四段(14)が澤田真吾六段(25)に勝って、デビュー以来負けなしの公式戦28連勝を達成した。これにより、神谷広志八段(56)が五段時代の1987年(当時26歳)につくった歴代最多の連勝記録に並ぶこととなった。

将棋の藤井四段、公式戦28連勝 歴代1位の記録に並ぶ(by深松真司,朝日新聞デジタル,2017/06/21 16:56分)
http://www.asahi.com/articles/ASK6N3K3TK6NPTFC007.html

28連勝達成を聞いて、羽生善治三冠は「驚嘆の一語につきる」とコメント、神谷広志八段は、「こういう日が来るかもしれないと考えていましたが、まさかデビューから無敗で並ぶ人がいるとは夢にも思いませんでした。将来のスーパースターと一瞬でも肩を並べることができてとても光栄です」と語った。

最多28連勝記録を持つ神谷広志八段「こういう日が来るかもしれないと考えていた」(産経WEST,2017/06/21)
http://www.sankei.com/west/news/170621/wst1706210099-n1.html

21日の対局の戦型は角交換腰掛銀であったが、先手番の藤井聡太四段は5八金右(27手目)と旧型を採用。私は将棋プレミアム(1day会員)で観戦していたが驚いた。藤井四段は4八金、2九飛車型の新型を採用することが多かったから。感想戦で澤田六段は「想定していた(事前に研究していた)戦いにならなかった」と述べていたが、澤田六段も驚いたのかもしれない。戦型は先手が5八金右、3七桂馬、2八飛車、7九玉の旧型腰掛銀、後手が8一飛車、7三桂馬、6二金、4二玉の新型腰掛銀、の対決となった。

対澤田六段戦の棋譜は下記参照のこと。
2017-06-21 王将戦藤井聡太 四段 vs. 澤田真吾 六段 第67期王将戦一次予選
https://shogidb2.com/games/9578538e8a80937aa00c2e1d4e13f6af1e540742

藤井四段が4五歩(37手目)と位をとったのに対し、澤田六段は6五歩(38手目)と先攻。以下、▲同歩、△7五歩(40手目)のとき、藤井四段は40分以上長考して▲4六角打(41手目)。佐々木勇気五段は、「ここでは6六銀と上がっておくのが普通。攻めをにらみながら受けようということでしょう。」と解説(翌22日に、藤井四段が4六角打は事前の研究と言ったと聞いた)。以下、△9五歩(42手目)、▲同歩、△6五桂馬、▲6六銀、7六歩、と進展。ここで、▲6五銀右と桂馬を取るのは、△8六歩、▲同歩、△8八歩の筋があって悪いとのこと(結果的に△9五歩(42手目)は、先手に歩を1枚余分に渡す疑問手だった)。

藤井四段の次の一手は▲6三歩(47手目)と金頭にたたく手。同金は▲6五銀右、△同銀、▲同銀の後、先手からの▲7二銀が残るので、澤田六段は△7二金と寄り、そこでさらに▲7三歩、△7一金(50手目)となった。21日午後10時から放送されたNHKの「クローズアップ現代+14才棋士知られざる偉業への道 歴代最多28連勝・藤井聡太」で山崎八段は「▲6三歩(47手目)」をポイントとなった手として取り上げ、「20手先を読んだ名手」と評価している。実際、▲64角打(69手目)で藤井四段の攻めが筋に入ったとヘボの私にもわかったのでした(笑)。

クローズアップ現代+「14才棋士知られざる偉業への道 歴代最多28連勝・藤井聡太
https://www.youtube.com/watch?v=iuwztqukoHY

私はここ一ヵ月以上、藤井聡太四段のオッカケ(インターネット観戦)をしてきたけど、藤井四段が6月7日の対阪口悟五段戦で頓死勝ちした時は、「将棋の神様は存在する」と思ったことでした(笑)。阪口五段が投了後、両者が脇息にへたり込む姿は忘れられない。この将棋に勝った藤井四段は、同日行われた対宮本広志五段戦にも勝って23連勝を達成したのだった。羽生善治三冠は、「ここまで来たら28連勝に挑戦してほしい」とエールを送ったのも書き留めておこう。

まとめ読み「NEWS通」藤井聡太四段、歴代1位に並ぶ28連勝(読売新聞オンライン,2017/06/16)
http://www.yomiuri.co.jp/matome/20170616-OYT8T50006.html

「将棋の神様は存在する」と書いたのは、まず第一に藤井聡太四段の連勝が始まってから「三浦九段冤罪事件」が完全に過去のものとなったこと。第二に、藤井四段がデビュー10連勝という歴代トップの記録に並んでから、藤井四段が連勝記録をどこまで伸ばすかが「ニュースになった」こと。対局当日のテレ欄の夕方のニュースをみると「藤井四段の○○連勝なるか」が載り、翌日の朝のニュース、ワイドショーでも藤井四段の連勝記録が取り上げられるようになった。その結果、将棋に対する興味が全国的に高まったこと。キュボロが半年待ちとか、各地の将棋教室に通う子供の数が前年の5割増以上と報じられている。第三に、1994~95年の「羽生フィーバー」以来20年ぶりの「藤井フィーバー」が巻き起こり、テレビ界からの棋士に対する需要が高まっていること。21日の将棋プレミアムの中継でも、聞き役の山田女流四段が加藤一二三九段に、「藤井四段のおかげで私達の仕事が増えて助かっている」と語っていた。4月21日に、「藤井聡太四段は羽生善治三冠の再来」という記事を書いたけど、私の予感はあたっていたと自慢したい(笑)。

藤井聡太四段は羽生善治三冠の再来(2017/04/21)
http://8156.teacup.com/masakioya/bbs/476

 
 

古本屋通信さんの「革共同(中核派・革マル派)に対する態度について」の感想

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 6月13日(火)20時44分45秒 182-166-46-147f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  古本屋通信さんが、興味深いエッセイを書いている。氏が元日共党員であることは周知の事実だから、「革共同(中核派・革マル派)に対する古本屋通信の態度について」を「注意深く」読んだ「左翼業界」(とりわけ古本屋通信さんの地元の岡山県)の方々も多かったに違いない。

革共同(中核派・革マル派)に対する古本屋通信の態度について(古本屋通信,2017/06/11)
http://matinofuruhonya.blog.fc2.com/blog-entry-2963.html

古本屋通信さんにならって「結論を先に書く」と、私はこのエッセイを歓迎する。異論(違和感)はいくつかあるけど、「私は将来日本共産党に復帰することを想定している」と書く人が、「大衆運動レベルでは一党支持にこだわらない。私は日本共産党をも、中核派をも、革マル派をも支持する。」と述べた意義は大きいと思う。

プ~太郎のジジイが、それも今は「かろうじて心情的リベラル派」程度の者が偉そうなことを書くのは気が引けるけど、「安倍一強」体制の時代に、「少数派(日本共産党)」と「超少数派(革共同(中核派・革マル派))」が争っても「意味なーい」んだからさ。共産党の方々も、大衆運動の統一集会に中核系の方々が参加することを「黙認」されることを希望する(笑)。

中核派関西派(これは俗称で、正式には革命的共産主義者同盟再建協議会)前議長の橋本利昭氏は、「私は、「反帝国主義・反スターリン主義」が永久不変の綱領などという立場には立たない。現代世界認識と国際共産主義運動の総括を踏まえた、より的確なスローガンをわれわれは求める。」と書いている。私は少なくとも、「反スターリン主義」は綱領から外すべきだと思う。今や、スターリンの名前を知っている人もごくわずかになっているはずだから(笑)。

橋本利昭:革共同私史(『展望』第18号(2016年7月)掲載)
http://shiryoshushu.web.fc2.com/089.html

後は、異論(違和感)の中の一つを書きとめておきます。

古本屋通信さんの、「マルクス主義とはアレコレの理論だけを言うのではなく、革命を実行する政治党派の哲学だからだ。その意味では政治党派に所属しないマルクス主義者は本来あり得ない。」には、正直驚いた。そして、「マルクスは、私はマルクス主義者ではないと語った」という笑い話や、昔、内田樹氏が「レヴィナスは私に、「私はマルキストではなくマルキシアンだ」と言ってニヤッと笑った」と書いていたことを思いだした。古本屋通信さんが「マルクス主義=革命を実行する政治党派の哲学」と規定するのは自由だけど、マルクスが考えていたことは、「マルクス主義」には収まらないもののような気がする。

私は今の「左翼」の一番の欠点は経済政策をマジメに考えないところにあると思う。私はとりあえず今年の10月まではローンを払えるメドは立っているんだけど、一ヵ月、二カ月先のメドが立たない人も何十万人単位でいるのではなかろうか(「1億人の0.5%程度」からの推定)。中核派中央派のように、すべてを「革命」に還元する態度は「人民(people)」に対する裏切りだと思う。

最後に「いっちょかみ」したけど、古本屋通信さんの益々のご健筆を祈念しています(笑)。

以下の引用は、読みやすさを考慮して、私がかってに段落分けしたものです。

革共同(中核派・革マル派)に対する古本屋通信の態度について(古本屋通信,2017/06/11)
http://matinofuruhonya.blog.fc2.com/blog-entry-2963.html

(引用開始)

先ず結論から書こう。私は党派(日本共産党)に所属している人間ではない。マルクス主義者の積りだが、党派の人間からはマルクス主義者と見做されないだろう。私はこれを了解する。マルクス主義とはアレコレの理論だけを言うのではなく、革命を実行する政治党派の哲学だからだ。その意味では政治党派に所属しないマルクス主義者は本来あり得ない。私はこれに同意する。だからその意味では私は半人前だ。

ただ私は将来日本共産党に復帰することを想定している。そのために古本屋通信を書いている。その意味で、私のふるさとは日本共産党であり革共同両派ではない。つまり党派の政治綱領レベルでは日本共産党61年綱領だけを支持している。革共同両派の「反帝反スタ」の綱領を支持していない。

然し現実のたたかい(現実のたたかいという意味は党派活動のレベルではなく大衆運動のレベルである)で日本共産党が革共同両派より有効によくたたかっているかと言うと、全く逆である。日本共産党のたたかいは、たたかいになっていない。この間、志位ー小池執行部に見て来たように、常に現実のたたかいを歪め、ブレーキを掛けて来た。戦争法反対闘争然り、共謀罪阻止闘争然り。もちろんそれは共産党傘下の大衆運動の全てが駄目だという意味ではない。全労連の国会前集会は支持できるし、支持しなければならないと思う。でも 「アベ政治を許さない」 のプラカードを持たされる集会に参加することは出来ない。私なら革共同の隊列に加わる。

私は「一国一前衛党論」である。デボーリンのように日本に複数の革命を名乗る政治党派があってよいという立場ではない。日本共産党は今では前衛を名乗らないけれど勿論「一国一前衛党論」である。

中核派も革マル派も「一国一前衛党論」である。だから大衆運動レベルでも互いに他党との共闘はない。ないどころか他党をツブす事を政治目標にしている。内ゲバ殺人は論外だが、「一国一前衛党論」から他党の殲滅方針が出てくるのは正しい。私はこれを了解する。だがその上で、大衆運動レベルでは一党支持にこだわらない。私は日本共産党をも、中核派をも、革マル派をも支持する。

但し私が中核派と革マル派を支持し始めたのは両派が内ゲバ殺人を中止した1990年代半ば以後である。私は私の党員現役時代の1960年代の革共同両派を支持しない。また内ゲバ時代の革共同両派を支持しない。当然ながら1971年の中核派の「渋谷暴動事件」を支持しない。あれは極左挑発だった。それにしても中核派がいまでも「渋谷暴動事件」の言葉を使っているのには驚いた。私は公安用語だとばかり思っていたのだ。(略)

ついでに中核派が今月から始めたユーチューブ「前進チャンネル」№1~№4 を観た感想。

中核派は「党の革命」の組織方針に依ってブルジョアメディアも積極的に使うという(斉藤君)。私はコレに疑問を持っているが、今回のは自前のメディアである。其のHPから視聴出来るからご覧戴きたい。洞口明子さんともう一人の若者が案内人である。もう一人は動画ごとに変る。斉藤君のこともあったが、他は新人である。新人を育てようとの意欲が伝わってくる。

(引用終わり)
 

Googleの検索件数は振動する

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 5月17日(水)12時27分47秒 182-166-46-147f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  記録のためのメモ

Google検索(グーグルけんさく、Google Search)はGoogleが提供する検索エンジンで、World Wide Web 上で最も多く使われている検索エンジン。Google検索の検索結果ページでの表示順序は、主に「ページランク」と呼ばれるランク付けに基づいている(by wiki)。

Googleの検索件数は振動する。例えば、「マーキーのマジメ半分日記」の昨日の検索件数(9040)と今日の検索件数(8660)は違うし、時刻によっても異なる。では何故振動するのか。

私がgoogle検索件数に興味をもったのは、「マーキーのマジメ半分日記」の検索件数が日によって大いに異なることに気がついたのがきっかけ。2015年の8月中旬から年末まで、折にふれてエクセルに記録してみた。記録したのは、年月日、時刻、検索件数、upした記事の題名。

2015年8月16日の検索件数は7800、「チャイナクライシスの行方」をup。8月30日検索件数は9000に増加、前日の29日に「山口組分裂~山健組、宅見組等13組織により「神戸山口組」結成か」をupしていた。9月1日の検索件数11,100で検索件数増加モードに入る。10月5日検索件数22,500、10月7日には25,200と最大値を記録、「ついに「音が鳴った」のか?!長野で発砲事件」をup。それ以降は検索件数は減少を続ける。10月20日は20,700とかろうじて20,000台をキープしていたが、10月31日11,900、11月5日8620、11月30日8300、とつるべ落としのように減少を続けて、12月24日には7300にまで減少した。

データをみると、「マーキーのマジメ半分日記」のgoogle検索件数は4カ月の周期で振動した。これ以降、この「日記」を読んでいてくれる人は検索件数の1000分の1とみれば、オーダー的にはあっていると思うようになった。

では何故、検索件数は振動するのか。アスペ日記の真鍋宏史氏によれば、googleの検索件数を「ヒット数」と思うのが間違いで、「(googleの)検索エンジンは「最適な検索結果を返す」ことを目的に最適化されているので、ヒット件数はどうしても二の次」になる。「ヒット数が50件なのに検索件数が500,000!」ということもあるから驚き。

真鍋宏史氏に教えられたとおりに、ランダムな数字を選んで、「マーキーのマジメ半分日記 ****(4桁の数字)」でgoogle検索したら何と41件、200分の1に減少した。どうもこれが正しいヒット数らしい。Googleさんによる「マーキーのマジメ半分日記」のヒット数は40で、実際に目を通す人は多分8人というのをとりあえずの結論としたい。「何故振動するのか」は不明のままだけど(笑)。

Googleのヒット件数は当てにならない(by真鍋宏史,2013/11/06)
http://d.hatena.ne.jp/takeda25/20131106/1383745462

(引用開始)

「Googleの検索件数は当てにならない」と言うと、多くの人は「何をいまさら」という反応かもしれません。当てにならないことぐらいわかってるよ、と。

でも、「当てにならない」でイメージするものがどの程度かは人によって違うと思います。結果が2倍ぐらい違ったりする、程度に思っている人もいるかもしれません。しかし、実際はそんなレベルでの話ではありません。

「本当は50件なのに500,000件と返ってくる」ようなことも珍しくありません。
(略)

一番の理由は、検索エンジンは「最適な検索結果を返す」ためのものであって「正確なヒット件数を返す」ことは目的としていないというものです。検索エンジンは「最適な検索結果を返す」ことを目的に最適化されているので、ヒット件数はどうしても二の次になります。(略)

そういうわけで、検索のヒット件数は非常に当てにならない(数万倍のオーダーで違う結果が返ってくる)ため、ある表現がどれだけ使われているか、また表現Aと表現Bのどちらがよく使われているかといった指標にはなりません(略)。

そこで私は、件数の多い少ないを知りたいときは、無関係なキーワードと一緒に検索ということをよくしています。検索件数が当てにならないというのは検索結果が多い場合の話で、すべての結果が返されているときの件数は比較的正確なものになります(略)。

表現Aと表現Bのどちらがどれくらい使われているかを知りたいとき、両方について同じように検索結果が減らすことができれば、平等に比較ができます。

その方法として、無関係な単語(リンゴでもミカンでも何でもいいのですが)と一緒に検索するというものが考えられるのですが、まったく無関係なものを選ぶというのも意外と難しいので、私は適当な数字を使うということをよくしています。

(引用終わり)

 

藤井聡太四段17連勝 連勝記録はどこまで伸びるか

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 5月15日(月)06時43分41秒 182-166-46-147f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  藤井聡太四段が5月12日、大阪市福島区の関西将棋会館であった第67期王将戦1次予選で西川和宏六段(31)に84手で勝ち、デビュー戦以来の公式戦連勝記録を17に伸ばした。

藤井四段、17連勝 歴代12位タイ、佐藤名人に並ぶ(毎日新聞,大阪朝刊,2017/05/13)
https://mainichi.jp/articles/20170513/ddn/041/040/008000c#cxrecs_s

(引用開始)

対局後、藤井四段は「早い段階で戦いになり、形勢は難しいと思っていたが、最後は勝ちになってよかった。(連勝で)注目されている舞台で指せるのはありがたく、うれしい。次も普段通り指したい」と話した。

西川六段は「藤井四段が16連勝した将棋は全部並べて準備したが、(読みに)甘さが出て最後は勝負にならなかった」と、完敗を認めた。

(引用終わり)

戦型は、先手の西川六段のゴキゲン中飛車に対し後手藤井聡太四段の角道を開けない後手超速。将棋プレミアムで解説した門倉啓太五段によれば、「最新型の戦型で、西川六段も直前の研究会で検討していた」そうだ。西川六段にしてみれば十分想定していた形だったのに、序盤から中盤にかけての戦闘で「読みに甘さが出て」形勢をそこねてしまい、「最後は勝負にならなかった」ということだろう。

藤井聡太四段の、△8七歩のたれ歩、△7六角打として先手の7七の桂馬と5九の飛車のさばきを封じた手、そして投了数手前に△8六飛車と走った手が印象に残った一局だった。特に△8六飛車が詰めろとなっており、8七歩と防いでも7六飛車と銀をとる手が詰めろとなっていてはどうしようもない。西川六段も5二と(詰めろではない!)と首を差し出して、8八飛車成り、5二歩(合いごま)、3八金(王手)で投了となった。二手以上差が開いては、西川六段が「最後は勝負にならなかった」と嘆くのも無理もない。

この将棋については、「元奨励会員アユム」さんの解説を下記で見ることができる。アユムさんは、ポナンザ(ponanza)を破った驚異のソフトelmoを既にインストールして検討しているらしい。千田翔太六段は「ポナンザは欲しいです。100万円出しても買いたい」とインタビューで語っていたが(大川慎太郎『不屈の棋士』,講談社現代新書,p161)、そのポナンザを破って今年の「第27回世界コンピュータ将棋選手権」で優勝したelmoが「無料公開」されたのだからビックリ。アマチュアでも使っているんだからさ、私が大好きな山崎隆之八段にも、「少数派の方が落ち着きます」(前掲書,p188)と自虐的にならずに、弟弟子の千田翔太六段にでも頭を下げてインストールの仕方と使用法を教えてもらってほしいと切に願うものであります(笑)。

元奨励会員アユムの棋譜並べ58 藤井聡太四段 VS 西川和宏六段 17連勝なるか
https://www.youtube.com/watch?v=uoma1Mzo0sU

千田翔太六段については下記参照。
「人工知能と不屈の棋士達http://8156.teacup.com/masakioya/bbs/441

下記の文は、藤井聡太四段関連で、「「キュボロ」という名前の積木・立体パズル(スイス製)」について書き始めたもののアップできずにほっておいたもの(絶不調だったのよ)。狙いは良かったんだからさ、ちゃんとアップしなきゃと反省しました(笑)。下記の記事に出し抜かれて残念。

藤井聡太四段を育てた玩具「クボロ」空前の売れ行き(2017/05/13, 東スポWeb)
http://news.livedoor.com/topics/detail/13057529/

藤井聡太四段が15連勝した後テレビ各局で報道されたけど、2日(火)朝8時のTBSのバラエティで藤井聡太四段の特集があった。その中で、「今、藤井現象が起きているんです」で紹介されたのが、「キュボロ(クボロ)」という名前の積木・立体パズル(スイス製)が品切れになっているという。「藤井四段が小さい頃遊んでいた積み木」と求めに来るお爺さんお婆さんが多いのが原因という。NHKのクローズアップ現代で紹介されたのが原因らしい。

将棋史上最年少プロ棋士 藤井聡太さんを育てた立体パズルの秘密とは
NHK名古屋放送局「ナビゲーション」 1月6日放送
http://blog.quartett.jp/staff/%e5%b0%86%e6%a3%8b%e5%8f%b2%e4%b8%8a%e6%9c%80%e5%b9%b4%e5%b0%91%e3%83%97%e3%83%ad%e6%a3%8b%e5%a3%ab-%e8%97%a4%e4%ba%95%e8%81%a1%e5%a4%aa%e3%81%95%e3%82%93%e3%82%92%e8%82%b2%e3%81%a6%e3%81%9f%e7%ab%8b-16920.html

 

藤井、おっとり稲妻 14歳四段、超絶ひらめき

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 4月23日(日)17時55分16秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  今朝、毎日新聞の社会面(27面)を開いてビックリ。40ポイントを上回る大きな活字で横に「藤井、おっとり稲妻」、そして30ポイントぐらいの活字で縦に「14歳四段、超絶ひらめき」、これってニュース? 多分、この記事を書いた記者氏には、「羽生善治王位(46)を上回る可能性を秘めた神童が現れた」のが大ニュースということなのだろう。

記事での収穫は、元将棋世界編集長の大崎善生氏(「ゴキゲン中飛車」の名付け親)の「羽生さんはオーラがびんびん出ていた」という発言と、杉本七段の「序盤はデビュー時の羽生さんより強い。」という発言。もっとも羽生さんがデビューした1985~86年頃は「序盤が大切」という感覚はなくて、中盤が勝負というのが一般的だった。序盤の研究が飛躍的に進んだのは羽生さんの功績と言ってよい。羽生さん自身が(多分ほとんど誇張だと思うけど)「当時の力のままでは今の三段リーグを抜けて四段になることはできない」と言っているのだから、新四段の序盤がデビュー当時の羽生さんよりましなのは当たり前のことなのだ。

記事は最後に、今日午後7時からAbemaTVで「羽生VS藤井」を放送すると伝えている。毎日新聞はAbemaTVに出資しているのか、と思ったことでした(笑)。

藤井、おっとり稲妻 14歳四段、超絶ひらめき 13連勝、羽生王位と対局(毎日新聞,2017/04/23 大阪朝刊)
https://mainichi.jp/articles/20170423/ddn/041/040/015000c

(引用開始)

羽生善治王位(46)を上回る可能性を秘めた神童が現れた。史上最年少の14歳2カ月で昨年秋にプロ入りした藤井聡太四段(14)がデビュー戦で加藤一二三九段(77)を破り、その後公式戦無敗で連勝記録を13に伸ばしている。それまでプロ入り最年少記録は加藤九段の14歳7カ月で、羽生王位は15歳2カ月。いったいどんな少年なのか。【大村健一、新土居仁昌】 (略)

「常識を超え、驚き以外に何もない。神がかりとも言える」。29歳で他界した村山聖(さとし)九段を描く「聖の青春」の著者で、雑誌「将棋世界」の編集長を長く務めた作家、大崎善生さん(59)は言う。

デビュー前の羽生王位も間近で取材していた。「まさか追い越すような才能が出てくるとは……。羽生さんはオーラがびんびん出ていたが、藤井さんは普通の頭のいい中学生という印象。そこがすごい。内に秘めるものの大きさを感じます」 (略)

5歳で将棋を覚え、地元・愛知県瀬戸市の将棋教室に通った。小学4年でプロ棋士を養成する奨励会に入った直後、師匠の杉本昌隆七段(48)はハンディなしで2局指し、1勝1敗だった。「最初に彼が勝ったが、うれしそうな顔をしなかったことに驚いた。2局目で負けるとびっくりするぐらい落ち込んだ」と師は言う。 (略)

詰め将棋の強さは有名だ。トッププロも出る「詰将棋解答選手権チャンピオン戦」に小学6年で優勝し、以来3連覇中。優勝経験のある北浜健介八段(41)は「彼は別格だ。手を読むのでは、あれほど速く解けない。詰みの形が瞬時にひらめくのだろう」と話す。

対局では相手を圧倒する勝ち方が際立ち、その強さは将棋界の7大タイトルを25歳で独占した羽生王位とも比べられる。東和男八段(61)は「羽生マジックは粘りに粘って逆転する将棋。藤井さんは相手がひるめば一気に攻め込み、優勢を築く」と違いを解説する。杉本七段は「序盤はデビュー時の羽生さんより強い。終盤も強く、そんな粘り方があるのかと驚く。13連勝の大半は余裕のある勝ち方だったが、もっと追い込まれたときに持ち味が出る」と話す。

その羽生王位との非公式戦が23日午後7時から、インターネットテレビ局「AbemaTV」の将棋チャンネルで無料放送される。対局は収録済みで、開始前に「羽生先生はスーパースター。畏れ多いが、せっかくの機会なので自分の力を出し切りたい」と落ち着き払った様子で語っていた。

(引用終わり)
 

藤井聡太四段は羽生善治三冠の再来

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 4月21日(金)13時20分33秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  14歳の中学生棋士藤井聡太四段の快進撃が続いている。4月17日(月)に行われたNHK将棋トーナメント本戦の千田翔太(ちだしょうた)六段(23)との対局にも勝利して、連勝記録を13に伸ばした。

14歳・藤井四段13連勝、記録更新 デビュー以来不敗(朝日新聞デジタル,2017/04/17 15:37)
http://www.asahi.com/articles/ASK4K4VPRK4KUCVL01G.html

(引用開始)

将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)が17日、NHK杯将棋トーナメント本戦で千田翔太六段(23)に勝ち、自身が持つデビューからの連勝記録を13に伸ばした。千田六段はタイトル戦の挑戦者となった経験もある若手強豪の一人。

藤井四段は2月、予選を3連勝して本戦初出場を決めた。千田六段は昨年度、棋王戦で挑戦者になったほか、48勝を挙げて「最多勝利賞」を獲得している。藤井四段は「ずっと自信のない展開だった。自分の力を出すことができたと思う」とコメントした。対局は5月14日に放送される。

(引用終わり)

藤井聡太四段が12連勝を達成した時に、「次の対局は17日のNHK杯戦」と報道されていたので17日の対局結果は気になっていたものの、「NHK杯戦の結果は放送されるまで明かしてはならない」が将棋連盟の内規であることを承知していたので、「多分報道はされないだろう」と思っていた。まあ、「中学生棋士がデビュー連勝記録を更新」のニュース価値が高かったということだろう。ちなみに、NHKは報道しなかったが、将棋連盟はホームページ上で発表している。三浦九段冤罪事件における「補償問題」が未だ解決していない現在、唯一の明るい話題が「藤井聡太四段のデビュー連勝記録更新」なのだから無理もないけど(笑)。

藤井聡太四段、デビュー連勝記録更新!13連勝へ(日本将棋連盟,2017/04/17 15:05)
https://www.shogi.or.jp/news/2017/04/13.html

(引用開始)

対局者コメント

藤井聡太四段
「今日の将棋はずっと自信のない展開だったが、寄せ合いで勝ちになりました。連勝記録は意識せず、普段通り指しました。千田さんのように、強い相手とあたることができてうれしかった。全力を尽くそうと心がけて指しました。早指しですが、自分の力を出すことができたと思います。将棋が注目されるのはありがたいことだと思います。」

千田翔太六段
「早指しということもあり、思い通りの展開にならなかったことが残念です。相手の連勝は意識せず、普通に指しました。藤井さんだからといって、特別な対策はしていません。対局の終盤は、自分の落手について考えていました。藤井さんは終盤型というイメージが一般的ですが、序盤、中盤、終盤ともバランスが良く、将棋は「なるほど」と思いました。」

(引用終わり)

千田翔太六段のコメントの最後の「将棋は「なるほど」と思いました。」は、「噂通り強い」ということだろう。私はこの千田翔太六段との対局が、今後の藤井聡太四段を占う試金石になるだろうと思っていた。というのは、1985年12月15歳で中学生棋士としてデビューした羽生善治三冠の評価を決定づけたのが、1986年8月29日に行われた中村修王将(当時)との対局(新人王戦)だったからだ。当時14連勝中だった羽生がこの対局にも勝利し連勝記録を15に伸ばした後、横で対局していた中原誠名人が、感想戦を終えた中村と羽生が去った後、「谷川君の天下も長くないね」とつぶやいたと、河口俊彦氏は記している(『一局の将棋・一回の人生』(新潮文庫,1994),p22)。

河口俊彦氏は『新・対局日誌第一集』(河出書房新社,2001)の冒頭、「戦後将棋小史と対局日誌―まえがきに代えて」で次のように書いている。

「本書は、昭和61年(1986)4月から翌62年3月までの一年間の有様を描いている。この一年間は、今にして思えば、将棋史上特筆されるべき年であった。それは羽生善治が真価をあらわし、世間と棋士間から、谷川浩司の次の名人と認められたからである。

羽生が四段になったのは昭和60年(1985)12月で、直後のデビュー戦のときから、天才少年現わると注目され、そこで才能の一端を見せてくれたのだが、まだ棋士全員が名人の器と認めたわけではなかった。(略)

そういった環境で羽生達は強くなっていったのである。その強くなるきっかけが、本書半ばの対中村戦での勝利であった。」

河口俊彦氏の言い方を借りれば、千田翔太戦の勝利で藤井聡太四段が「将来の名人候補の一人」という評価は固まったと思う。師匠の杉本昌隆七段が言うように「史上最年少の四段の次は最年少のタイトルホルダー」を期待する。

ちなみに、AbemaTVの「藤井聡太四段 炎の七番勝負」は必見。非公式戦だが、ビデオで藤井聡太四段の対局を解説つきで楽しむことができる。すでに6局が放映されているが、第1局目の増田康宏四段戦は必見。持ち時間各1時間の将棋だから、お忙しい人は、1時間45分ぐらい経過したぐらいから見ることをお勧めする。私は先週一週間はAbemaTVに、はまりっぱなしだったことを告白する(笑)。

藤井聡太四段 炎の七番勝負 第1局 増田康宏四段戦
https://abema.tv/video/watch/288-1_s1_p1
 

藤井聡太四段、デビュー後11連勝

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 4月 7日(金)23時20分36秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  三浦九段冤罪事件と森内九段のフリークラス転出表明(2017/03/31)のおかげで、名人戦が始まってもイマイチ気分がノラナイ将棋ファンの私にとって、中学2年生でプロになった藤井聡太四段の活躍が唯一の楽しみ。その藤井(聡)四段が、プロデビュー以来11連勝という新記録をたてた。終局が16時45分だったのに、そのわずか7分後にNHKは配信しているのは、記者が予定稿をバッチリ用意していたためだろう。

最年少プロ 藤井四段 デビュー11連勝の新記録(NHK NEWS WEB,2017/04/04 16:52)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170404/k10010936761000.html

(引用開始)

去年、史上最年少で将棋のプロ棋士となった愛知県の中学3年生、藤井聡太四段が4日の対局に勝って、デビュー戦から11連勝の新記録を達成しました。

藤井聡太四段は去年、三段リーグを勝ち抜き、10月に史上最年少となる14歳2か月で将棋のプロとなる四段に昇段しました。そして、現役最年長の加藤一二三九段と対局したデビュー戦を白星で飾ると、その後も一度も負けることなく10連勝し、これまで2人の棋士しか達成していない記録に並んでいました。

藤井四段は4日に大阪の関西将棋会館で行われた王将戦の予選で、小林裕士七段と対局しました。対局は小林七段の先手で午前10時に始まり中盤まで互角の熱戦となりましたが、終盤、藤井四段の攻めがつながり、午後4時45分、104手までで小林七段が投了しました。藤井四段はこれでデビュー戦から11連勝となり、新記録を達成しました。

対局後、藤井四段は「記録は意識してもしかたないので、ふだんどおり臨みました。11連勝は自分の実力からすると望外のことです。全体的な実力を上げ、これからも一局一局、頑張って指していきたい」と話していました。

(引用終わり)

ちなみに、デビュー後10連勝の記録を持っていたのは、松本佳介六段(1995年10月四段)と近藤正和六段(1996年10月四段)のお二人。近藤四段は、「ゴキ中(当時はまだ命名されていなかったけど)」をひっさげ、竜王戦で5連勝で6組優勝、本線でもベスト8に進出する大活躍。当時近藤四段は「天井から札束が降ってくる感じ」と先崎九段に言ったらしいけど、「一年前には奨励会三段で無給だった男が竜王戦だけで何百万も手にする。(勝又清和:『最新戦法の話』p124,浅田書房,2007)」んだから無理もない。

閑話休題。藤井聡太四段の一番の強さは「終盤力」。本人も四段昇段時に「終盤を見てほしい」と言ってたけど、詰将棋解答選手権チャンピオン戦3連覇(2015~2017)の実力は本物。「光速の寄せ」の谷川浩二九段は四~五段当時、「早く終盤になればいい(当然自分が勝つから)」と思っていたらしいけど、寄せを読み切る能力は既に今のプロ棋士界の中でもトップ5に入るのではなかろうか。

すごいところはあわてて攻めないこと。師匠の杉本昌隆七段によると、2016年前期の「三段リーグの中盤から様子が違ってきた。余裕が出てきたというのか、厚みを増したというのか。私との対局でも攻め合いではなく、余されて負かされることが多くなった。」という。藤井聡太四段の将棋を見ていると、まず相手の攻めを受け止めてから攻めるパターンが多い。素人はなかなか自玉の危険度が読み切れないものだけど、藤井四段は見切っているとしか思えないところがある。

藤井聡太四段のデビュー戦となった、対加藤一二三九段竜王戦六組ランキング戦をみてみよう。棋譜は下記で見ることができる。「」の部分は、将棋世界3月号に載った鈴木宏彦氏の観戦記からの引用。

2016年12月24日 竜王戦 加藤一二三 vs. 藤井聡太 竜王戦
https://shogidb2.com/games/12aa48b21c47e76afd0b6b65bc0f28ab017f3a98#415da0baf61ee372eb1da56a756cc5d08048f6a8

将棋は加藤九段の先手番で矢倉戦となった。39手目の▲6五歩が作戦の岐路。63分の長考だった。「▲6五歩は角をどかして4六から銀を強引にさばく狙いで、昨年(2015)9月に堀口一史座七段が初めて指した手だ。この新手を加藤は研究していたらしい。」

羽生三冠が驚いたのは、わずか2分で藤井四段が指した50手目の△8五歩。先手の猛攻が予想されるだけに、2分で指せる手ではないらしい。藤井四段はカンでこの手が間に合うと思っていたという。実際この手が後の84手目の△8六桂打や92手目の△8六銀打を生んだ。終局後加藤九段は藤井四段に「いつから読み切っていたの」と尋ねていたが、80手目の△6九銀打で「驚いたことに、この一手ですでに後手の勝ち筋に入っている」のであれば、52手目の△5四同銀に払った33分の長考中にかなりの先まで読み切っていたのではなかろうか。

藤井聡太四段の11連勝の中にはNHK杯テレビ将棋トーナメント1次予選の3連勝が含まれている。テレビで藤井将棋を見るのが楽しみ。



 

古本屋通信さんと「左翼業界」

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 4月 4日(火)18時54分9秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  世の中は「新年度」気分っぽい(新入社員を迎えてってニュースをやっていた)けど、プ~太郎の私は朝からぼーっとしている。先週の金曜日に元の会社に頼まれた「いっとき仕事」が終わったので疲れがでたらしい。昔、吉行淳之介さんは「1時間仕事するために残りの23時間がある」と書いたことがあるけど、歳をとるとその気持ちがよくわかる。「週休二日」ではとても疲れがとれず、「週休三日」は必要となってしまった。

何となく古本屋通信さんのサイトを覗いていたら、「左翼業界」という言葉にぶつかってビックリ。その言葉がでてくる前後を引用する。

自他の文章を考える(古本屋通信No 2505,2017/04/04)
http://matinofuruhonya.blog.fc2.com/blog-entry-2847.html

(引用開始)

私自身は他人を批判する文を得意とする。丸山真男や古在由重に論争文が少ないのをやや不満とする。私が武田と石村をやっつけた文は支持されなかった。そう思って石崎徹を批判した 「通信 No 2484 石崎徹「天皇退位私論」批判」 を見たら、25個の拍手が付いていた。それで石崎のモト文を見たら拍手はゼロだった。両者の読者数に一桁の差があるとしても、これではどうしようもないだろう。拙文は石崎文の成否を問うていた。私ならブログを閉鎖する。石崎には恥の感覚がない。したがって自意識がない。

鬼藤千春はブログを閉じた。まだ鬼藤には恥の感覚がある。自意識がある。鬼藤は昨年11月に自他を欺いてネットから消えた。彼の最後の記事はこうだった。
 「2016年10月31日【お知らせ】 この度、わたくし鬼藤千春は、「短歌とエッセイ集」を出版することに致しました。約300ページの本になる予定です。いま、その原稿に手を入れているところです。11月上旬に印刷所に原稿を送り、年末を目途に完成をめざしています。」

エッセイ集など何時まで待っても出版されなかった。最後の文には111個の拍手が付いている。その前日は6個だ。まいにち一つずつ自分で拍手欄をクリックしたのだろう。こういう幼稚な所業は惨めである。私には鬼藤の遁走が理解できた。あらゆる民主戦線から追放され、最後に行き着いた先が龍短歌会だった。この保守歌壇に鬼藤を容れる空間などあろう筈がない。そういうことさえも彼は解らなかった。左翼業界から脱落した世間しらずの終着点だったろう。

(引用終わり)

古本屋通信さんは、「」もつけずに「左翼業界」という言葉を使っているけど私には初見。古本屋通信さんは奇特な方で、1945年生まれの元「日共党員」(あくまで私の推測)にもかかわらず、「前進」をたまにコピペして教えてくれる人(私が「前進」を読むのは元記事として確認するときだけ(笑))。「左翼業界から脱落した世間しらず」という用例から判断すると、古本屋通信さんは、「日共及び日共関連業界(イメージするのは、アカハタ、大学生協、新日本出版、民商等、日共の影響力のある企業及びそこに所属する人々)」という意味で使っているらしい。文章の調子から判断すると古本屋通信さんご自身はまだ「左翼業界」の一員らしいのでめでたい(笑)。

私は大昔、「左翼」という自覚を持っていたけど、「左翼業界」が存在するとは思ったこともなかった。「任侠団体」やそれに所属する方々を通称して「やくざ業界」ということがあるけど、「左翼業界」もそう受け取ればいいのかなー。色々思うこともあるけど、「私自身は他人を批判する文を得意とする」という人の文章をネタにするのはコワイのでこれ以上は書かないことにする(笑)。
 

東日本大震災と都市伝説

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 3月12日(日)16時56分17秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  記録のためのメモ

「霊的なもの」を信じるかどうかは人によって異なるだろう。私はどちらかというと信じるタイプ。女房が昔「霊感少女」(今はババ―だけど)で、死んだ人の霊を感じるタイプだからだろう。

新聞を読んでいたら、東北大学の先生が震災後石巻市を深夜運転していたら、「カーナビに目的地とは違う沿岸部へと導かれてゾッとした」という記事を発見。科学的に物事を考えるべき大学の先生にも「不思議なこと」は起こるんだと素直に感心した。これって結構信憑性は高い。

件の先生によれば、「あれだけの大災害ですから、この世に未練を残していった人たちの霊が存在してもおかしくはない、と感じてしまう理解がわれわれの文化の中にはある」ということらしい。

震災と臨床宗教師 東北大学大学院教授・鈴木岩弓氏(毎日新聞,2017/03/09)
http://mainichi.jp/articles/20170309/ddm/004/070/023000c

(引用開始)

大震災では、主に津波のために沿岸部で多くの死者が出ました。宮城県でも9500人以上が亡くなっています。例年の宮城県の死者は年間約2万人ですが、あの年は3万人超。つまり、震災さえなければ死ぬことのなかった「突然死」がそれほど大量に出たのです。私の知人にも家族を一度に失った人がいます。遺族の多くが身近な人の死を受け入れるのに時間がかかりました。「死んだ直後は涙さえ出なかった。2、3年たってようやく泣けるようになった」という話もよく聞きました。

しばらくは、現地では不思議な話も出回りました。「車を運転中、人をひいてしまったが、降りても誰もいなかった。警察に電話したら『今夜あなたで5件目の通報です』と言われた」「深夜、遺体安置所の方からうめき声が聞こえる」。こんな「怪異譚(たん)」が続きました。私自身も石巻付近を深夜に走行中、カーナビに目的地とは違う沿岸部へと導かれた経験があります。あたりは真っ暗な闇。「誰が呼んでいるのか」と、ぞっとしたこともありました。科学的に説明のつく話ではないのですが、起こったことの原因をそう考える自分たちがいた。あれだけの大災害ですから、この世に未練を残していった人たちの霊が存在してもおかしくはない、と感じてしまう理解がわれわれの「文化」の中にあったのです。

(引用終わり)
 

Re: å??ã??æ??ã??ã??è??å??ã?¡ã??ï??

 投稿者:ZXtEEeIkDI  投稿日:2017年 2月19日(日)10時10分12秒 5.188.211.39
返信・引用
  > No.136[元記事へ]

7l9kww http://www.FyLitCl7Pf7ojQdDUOLQOuaxTXbj5iNG.com
 

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