teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]

スレッド一覧

  1. 足あと帳(12)
スレッド一覧(全1)  他のスレッドを探す 

*掲示板をお持ちでない方へ、まずは掲示板を作成しましょう。無料掲示板作成


Googleの検索件数は振動する

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 5月17日(水)12時27分47秒 182-166-46-147f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  記録のためのメモ

Google検索(グーグルけんさく、Google Search)はGoogleが提供する検索エンジンで、World Wide Web 上で最も多く使われている検索エンジン。Google検索の検索結果ページでの表示順序は、主に「ページランク」と呼ばれるランク付けに基づいている(by wiki)。

Googleの検索件数は振動する。例えば、「マーキーのマジメ半分日記」の昨日の検索件数(9040)と今日の検索件数(8660)は違うし、時刻によっても異なる。では何故振動するのか。

私がgoogle検索件数に興味をもったのは、「マーキーのマジメ半分日記」の検索件数が日によって大いに異なることに気がついたのがきっかけ。2015年の8月中旬から年末まで、折にふれてエクセルに記録してみた。記録したのは、年月日、時刻、検索件数、upした記事の題名。

2015年8月16日の検索件数は7800、「チャイナクライシスの行方」をup。8月30日検索件数は9000に増加、前日の29日に「山口組分裂~山健組、宅見組等13組織により「神戸山口組」結成か」をupしていた。9月1日の検索件数11,100で検索件数増加モードに入る。10月5日検索件数22,500、10月7日には25,200と最大値を記録、「ついに「音が鳴った」のか?!長野で発砲事件」をup。それ以降は検索件数は減少を続ける。10月20日は20,700とかろうじて20,000台をキープしていたが、10月31日11,900、11月5日8620、11月30日8300、とつるべ落としのように減少を続けて、12月24日には7300にまで減少した。

データをみると、「マーキーのマジメ半分日記」のgoogle検索件数は4カ月の周期で振動した。これ以降、この「日記」を読んでいてくれる人は検索件数の1000分の1とみれば、オーダー的にはあっていると思うようになった。

では何故、検索件数は振動するのか。アスペ日記の真鍋宏史氏によれば、googleの検索件数を「ヒット数」と思うのが間違いで、「(googleの)検索エンジンは「最適な検索結果を返す」ことを目的に最適化されているので、ヒット件数はどうしても二の次」になる。「ヒット数が50件なのに検索件数が500,000!」ということもあるから驚き。

真鍋宏史氏に教えられたとおりに、ランダムな数字を選んで、「マーキーのマジメ半分日記 ****(4桁の数字)」でgoogle検索したら何と41件、200分の1に減少した。どうもこれが正しいヒット数らしい。Googleさんによる「マーキーのマジメ半分日記」のヒット数は40で、実際に目を通す人は多分8人というのをとりあえずの結論としたい。「何故振動するのか」は不明のままだけど(笑)。

Googleのヒット件数は当てにならない(by真鍋宏史,2013/11/06)
http://d.hatena.ne.jp/takeda25/20131106/1383745462

(引用開始)

「Googleの検索件数は当てにならない」と言うと、多くの人は「何をいまさら」という反応かもしれません。当てにならないことぐらいわかってるよ、と。

でも、「当てにならない」でイメージするものがどの程度かは人によって違うと思います。結果が2倍ぐらい違ったりする、程度に思っている人もいるかもしれません。しかし、実際はそんなレベルでの話ではありません。

「本当は50件なのに500,000件と返ってくる」ようなことも珍しくありません。
(略)

一番の理由は、検索エンジンは「最適な検索結果を返す」ためのものであって「正確なヒット件数を返す」ことは目的としていないというものです。検索エンジンは「最適な検索結果を返す」ことを目的に最適化されているので、ヒット件数はどうしても二の次になります。(略)

そういうわけで、検索のヒット件数は非常に当てにならない(数万倍のオーダーで違う結果が返ってくる)ため、ある表現がどれだけ使われているか、また表現Aと表現Bのどちらがよく使われているかといった指標にはなりません(略)。

そこで私は、件数の多い少ないを知りたいときは、無関係なキーワードと一緒に検索ということをよくしています。検索件数が当てにならないというのは検索結果が多い場合の話で、すべての結果が返されているときの件数は比較的正確なものになります(略)。

表現Aと表現Bのどちらがどれくらい使われているかを知りたいとき、両方について同じように検索結果が減らすことができれば、平等に比較ができます。

その方法として、無関係な単語(リンゴでもミカンでも何でもいいのですが)と一緒に検索するというものが考えられるのですが、まったく無関係なものを選ぶというのも意外と難しいので、私は適当な数字を使うということをよくしています。

(引用終わり)

 
 

藤井聡太四段17連勝 連勝記録はどこまで伸びるか

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 5月15日(月)06時43分41秒 182-166-46-147f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  藤井聡太四段が5月12日、大阪市福島区の関西将棋会館であった第67期王将戦1次予選で西川和宏六段(31)に84手で勝ち、デビュー戦以来の公式戦連勝記録を17に伸ばした。

藤井四段、17連勝 歴代12位タイ、佐藤名人に並ぶ(毎日新聞,大阪朝刊,2017/05/13)
https://mainichi.jp/articles/20170513/ddn/041/040/008000c#cxrecs_s

(引用開始)

対局後、藤井四段は「早い段階で戦いになり、形勢は難しいと思っていたが、最後は勝ちになってよかった。(連勝で)注目されている舞台で指せるのはありがたく、うれしい。次も普段通り指したい」と話した。

西川六段は「藤井四段が16連勝した将棋は全部並べて準備したが、(読みに)甘さが出て最後は勝負にならなかった」と、完敗を認めた。

(引用終わり)

戦型は、先手の西川六段のゴキゲン中飛車に対し後手藤井聡太四段の角道を開けない後手超速。将棋プレミアムで解説した門倉啓太五段によれば、「最新型の戦型で、西川六段も直前の研究会で検討していた」そうだ。西川六段にしてみれば十分想定していた形だったのに、序盤から中盤にかけての戦闘で「読みに甘さが出て」形勢をそこねてしまい、「最後は勝負にならなかった」ということだろう。

藤井聡太四段の、△8七歩のたれ歩、△7六角打として先手の7七の桂馬と5九の飛車のさばきを封じた手、そして投了数手前に△8六飛車と走った手が印象に残った一局だった。特に△8六飛車が詰めろとなっており、8七歩と防いでも7六飛車と銀をとる手が詰めろとなっていてはどうしようもない。西川六段も5二と(詰めろではない!)と首を差し出して、8八飛車成り、5二歩(合いごま)、3八金(王手)で投了となった。二手以上差が開いては、西川六段が「最後は勝負にならなかった」と嘆くのも無理もない。

この将棋については、「元奨励会員アユム」さんの解説を下記で見ることができる。アユムさんは、ポナンザ(ponanza)を破った驚異のソフトelmoを既にインストールして検討しているらしい。千田翔太六段は「ポナンザは欲しいです。100万円出しても買いたい」とインタビューで語っていたが(大川慎太郎『不屈の棋士』,講談社現代新書,p161)、そのポナンザを破って今年の「第27回世界コンピュータ将棋選手権」で優勝したelmoが「無料公開」されたのだからビックリ。アマチュアでも使っているんだからさ、私が大好きな山崎隆之八段にも、「少数派の方が落ち着きます」(前掲書,p188)と自虐的にならずに、弟弟子の千田翔太六段にでも頭を下げてインストールの仕方と使用法を教えてもらってほしいと切に願うものであります(笑)。

元奨励会員アユムの棋譜並べ58 藤井聡太四段 VS 西川和宏六段 17連勝なるか
https://www.youtube.com/watch?v=uoma1Mzo0sU

千田翔太六段については下記参照。
「人工知能と不屈の棋士達http://8156.teacup.com/masakioya/bbs/441

下記の文は、藤井聡太四段関連で、「「キュボロ」という名前の積木・立体パズル(スイス製)」について書き始めたもののアップできずにほっておいたもの(絶不調だったのよ)。狙いは良かったんだからさ、ちゃんとアップしなきゃと反省しました(笑)。下記の記事に出し抜かれて残念。

藤井聡太四段を育てた玩具「クボロ」空前の売れ行き(2017/05/13, 東スポWeb)
http://news.livedoor.com/topics/detail/13057529/

藤井聡太四段が15連勝した後テレビ各局で報道されたけど、2日(火)朝8時のTBSのバラエティで藤井聡太四段の特集があった。その中で、「今、藤井現象が起きているんです」で紹介されたのが、「キュボロ(クボロ)」という名前の積木・立体パズル(スイス製)が品切れになっているという。「藤井四段が小さい頃遊んでいた積み木」と求めに来るお爺さんお婆さんが多いのが原因という。NHKのクローズアップ現代で紹介されたのが原因らしい。

将棋史上最年少プロ棋士 藤井聡太さんを育てた立体パズルの秘密とは
NHK名古屋放送局「ナビゲーション」 1月6日放送
http://blog.quartett.jp/staff/%e5%b0%86%e6%a3%8b%e5%8f%b2%e4%b8%8a%e6%9c%80%e5%b9%b4%e5%b0%91%e3%83%97%e3%83%ad%e6%a3%8b%e5%a3%ab-%e8%97%a4%e4%ba%95%e8%81%a1%e5%a4%aa%e3%81%95%e3%82%93%e3%82%92%e8%82%b2%e3%81%a6%e3%81%9f%e7%ab%8b-16920.html

 

藤井、おっとり稲妻 14歳四段、超絶ひらめき

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 4月23日(日)17時55分16秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  今朝、毎日新聞の社会面(27面)を開いてビックリ。40ポイントを上回る大きな活字で横に「藤井、おっとり稲妻」、そして30ポイントぐらいの活字で縦に「14歳四段、超絶ひらめき」、これってニュース? 多分、この記事を書いた記者氏には、「羽生善治王位(46)を上回る可能性を秘めた神童が現れた」のが大ニュースということなのだろう。

記事での収穫は、元将棋世界編集長の大崎善生氏(「ゴキゲン中飛車」の名付け親)の「羽生さんはオーラがびんびん出ていた」という発言と、杉本七段の「序盤はデビュー時の羽生さんより強い。」という発言。もっとも羽生さんがデビューした1985~86年頃は「序盤が大切」という感覚はなくて、中盤が勝負というのが一般的だった。序盤の研究が飛躍的に進んだのは羽生さんの功績と言ってよい。羽生さん自身が(多分ほとんど誇張だと思うけど)「当時の力のままでは今の三段リーグを抜けて四段になることはできない」と言っているのだから、新四段の序盤がデビュー当時の羽生さんよりましなのは当たり前のことなのだ。

記事は最後に、今日午後7時からAbemaTVで「羽生VS藤井」を放送すると伝えている。毎日新聞はAbemaTVに出資しているのか、と思ったことでした(笑)。

藤井、おっとり稲妻 14歳四段、超絶ひらめき 13連勝、羽生王位と対局(毎日新聞,2017/04/23 大阪朝刊)
https://mainichi.jp/articles/20170423/ddn/041/040/015000c

(引用開始)

羽生善治王位(46)を上回る可能性を秘めた神童が現れた。史上最年少の14歳2カ月で昨年秋にプロ入りした藤井聡太四段(14)がデビュー戦で加藤一二三九段(77)を破り、その後公式戦無敗で連勝記録を13に伸ばしている。それまでプロ入り最年少記録は加藤九段の14歳7カ月で、羽生王位は15歳2カ月。いったいどんな少年なのか。【大村健一、新土居仁昌】 (略)

「常識を超え、驚き以外に何もない。神がかりとも言える」。29歳で他界した村山聖(さとし)九段を描く「聖の青春」の著者で、雑誌「将棋世界」の編集長を長く務めた作家、大崎善生さん(59)は言う。

デビュー前の羽生王位も間近で取材していた。「まさか追い越すような才能が出てくるとは……。羽生さんはオーラがびんびん出ていたが、藤井さんは普通の頭のいい中学生という印象。そこがすごい。内に秘めるものの大きさを感じます」 (略)

5歳で将棋を覚え、地元・愛知県瀬戸市の将棋教室に通った。小学4年でプロ棋士を養成する奨励会に入った直後、師匠の杉本昌隆七段(48)はハンディなしで2局指し、1勝1敗だった。「最初に彼が勝ったが、うれしそうな顔をしなかったことに驚いた。2局目で負けるとびっくりするぐらい落ち込んだ」と師は言う。 (略)

詰め将棋の強さは有名だ。トッププロも出る「詰将棋解答選手権チャンピオン戦」に小学6年で優勝し、以来3連覇中。優勝経験のある北浜健介八段(41)は「彼は別格だ。手を読むのでは、あれほど速く解けない。詰みの形が瞬時にひらめくのだろう」と話す。

対局では相手を圧倒する勝ち方が際立ち、その強さは将棋界の7大タイトルを25歳で独占した羽生王位とも比べられる。東和男八段(61)は「羽生マジックは粘りに粘って逆転する将棋。藤井さんは相手がひるめば一気に攻め込み、優勢を築く」と違いを解説する。杉本七段は「序盤はデビュー時の羽生さんより強い。終盤も強く、そんな粘り方があるのかと驚く。13連勝の大半は余裕のある勝ち方だったが、もっと追い込まれたときに持ち味が出る」と話す。

その羽生王位との非公式戦が23日午後7時から、インターネットテレビ局「AbemaTV」の将棋チャンネルで無料放送される。対局は収録済みで、開始前に「羽生先生はスーパースター。畏れ多いが、せっかくの機会なので自分の力を出し切りたい」と落ち着き払った様子で語っていた。

(引用終わり)
 

藤井聡太四段は羽生善治三冠の再来

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 4月21日(金)13時20分33秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  14歳の中学生棋士藤井聡太四段の快進撃が続いている。4月17日(月)に行われたNHK将棋トーナメント本戦の千田翔太(ちだしょうた)六段(23)との対局にも勝利して、連勝記録を13に伸ばした。

14歳・藤井四段13連勝、記録更新 デビュー以来不敗(朝日新聞デジタル,2017/04/17 15:37)
http://www.asahi.com/articles/ASK4K4VPRK4KUCVL01G.html

(引用開始)

将棋の中学生棋士、藤井聡太四段(14)が17日、NHK杯将棋トーナメント本戦で千田翔太六段(23)に勝ち、自身が持つデビューからの連勝記録を13に伸ばした。千田六段はタイトル戦の挑戦者となった経験もある若手強豪の一人。

藤井四段は2月、予選を3連勝して本戦初出場を決めた。千田六段は昨年度、棋王戦で挑戦者になったほか、48勝を挙げて「最多勝利賞」を獲得している。藤井四段は「ずっと自信のない展開だった。自分の力を出すことができたと思う」とコメントした。対局は5月14日に放送される。

(引用終わり)

藤井聡太四段が12連勝を達成した時に、「次の対局は17日のNHK杯戦」と報道されていたので17日の対局結果は気になっていたものの、「NHK杯戦の結果は放送されるまで明かしてはならない」が将棋連盟の内規であることを承知していたので、「多分報道はされないだろう」と思っていた。まあ、「中学生棋士がデビュー連勝記録を更新」のニュース価値が高かったということだろう。ちなみに、NHKは報道しなかったが、将棋連盟はホームページ上で発表している。三浦九段冤罪事件における「補償問題」が未だ解決していない現在、唯一の明るい話題が「藤井聡太四段のデビュー連勝記録更新」なのだから無理もないけど(笑)。

藤井聡太四段、デビュー連勝記録更新!13連勝へ(日本将棋連盟,2017/04/17 15:05)
https://www.shogi.or.jp/news/2017/04/13.html

(引用開始)

対局者コメント

藤井聡太四段
「今日の将棋はずっと自信のない展開だったが、寄せ合いで勝ちになりました。連勝記録は意識せず、普段通り指しました。千田さんのように、強い相手とあたることができてうれしかった。全力を尽くそうと心がけて指しました。早指しですが、自分の力を出すことができたと思います。将棋が注目されるのはありがたいことだと思います。」

千田翔太六段
「早指しということもあり、思い通りの展開にならなかったことが残念です。相手の連勝は意識せず、普通に指しました。藤井さんだからといって、特別な対策はしていません。対局の終盤は、自分の落手について考えていました。藤井さんは終盤型というイメージが一般的ですが、序盤、中盤、終盤ともバランスが良く、将棋は「なるほど」と思いました。」

(引用終わり)

千田翔太六段のコメントの最後の「将棋は「なるほど」と思いました。」は、「噂通り強い」ということだろう。私はこの千田翔太六段との対局が、今後の藤井聡太四段を占う試金石になるだろうと思っていた。というのは、1985年12月15歳で中学生棋士としてデビューした羽生善治三冠の評価を決定づけたのが、1986年8月29日に行われた中村修王将(当時)との対局(新人王戦)だったからだ。当時14連勝中だった羽生がこの対局にも勝利し連勝記録を15に伸ばした後、横で対局していた中原誠名人が、感想戦を終えた中村と羽生が去った後、「谷川君の天下も長くないね」とつぶやいたと、河口俊彦氏は記している(『一局の将棋・一回の人生』(新潮文庫,1994),p22)。

河口俊彦氏は『新・対局日誌第一集』(河出書房新社,2001)の冒頭、「戦後将棋小史と対局日誌―まえがきに代えて」で次のように書いている。

「本書は、昭和61年(1986)4月から翌62年3月までの一年間の有様を描いている。この一年間は、今にして思えば、将棋史上特筆されるべき年であった。それは羽生善治が真価をあらわし、世間と棋士間から、谷川浩司の次の名人と認められたからである。

羽生が四段になったのは昭和60年(1985)12月で、直後のデビュー戦のときから、天才少年現わると注目され、そこで才能の一端を見せてくれたのだが、まだ棋士全員が名人の器と認めたわけではなかった。(略)

そういった環境で羽生達は強くなっていったのである。その強くなるきっかけが、本書半ばの対中村戦での勝利であった。」

河口俊彦氏の言い方を借りれば、千田翔太戦の勝利で藤井聡太四段が「将来の名人候補の一人」という評価は固まったと思う。師匠の杉本昌隆七段が言うように「史上最年少の四段の次は最年少のタイトルホルダー」を期待する。

ちなみに、AbemaTVの「藤井聡太四段 炎の七番勝負」は必見。非公式戦だが、ビデオで藤井聡太四段の対局を解説つきで楽しむことができる。すでに6局が放映されているが、第1局目の増田康宏四段戦は必見。持ち時間各1時間の将棋だから、お忙しい人は、1時間45分ぐらい経過したぐらいから見ることをお勧めする。私は先週一週間はAbemaTVに、はまりっぱなしだったことを告白する(笑)。

藤井聡太四段 炎の七番勝負 第1局 増田康宏四段戦
https://abema.tv/video/watch/288-1_s1_p1
 

藤井聡太四段、デビュー後11連勝

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 4月 7日(金)23時20分36秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  三浦九段冤罪事件と森内九段のフリークラス転出表明(2017/03/31)のおかげで、名人戦が始まってもイマイチ気分がノラナイ将棋ファンの私にとって、中学2年生でプロになった藤井聡太四段の活躍が唯一の楽しみ。その藤井(聡)四段が、プロデビュー以来11連勝という新記録をたてた。終局が16時45分だったのに、そのわずか7分後にNHKは配信しているのは、記者が予定稿をバッチリ用意していたためだろう。

最年少プロ 藤井四段 デビュー11連勝の新記録(NHK NEWS WEB,2017/04/04 16:52)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170404/k10010936761000.html

(引用開始)

去年、史上最年少で将棋のプロ棋士となった愛知県の中学3年生、藤井聡太四段が4日の対局に勝って、デビュー戦から11連勝の新記録を達成しました。

藤井聡太四段は去年、三段リーグを勝ち抜き、10月に史上最年少となる14歳2か月で将棋のプロとなる四段に昇段しました。そして、現役最年長の加藤一二三九段と対局したデビュー戦を白星で飾ると、その後も一度も負けることなく10連勝し、これまで2人の棋士しか達成していない記録に並んでいました。

藤井四段は4日に大阪の関西将棋会館で行われた王将戦の予選で、小林裕士七段と対局しました。対局は小林七段の先手で午前10時に始まり中盤まで互角の熱戦となりましたが、終盤、藤井四段の攻めがつながり、午後4時45分、104手までで小林七段が投了しました。藤井四段はこれでデビュー戦から11連勝となり、新記録を達成しました。

対局後、藤井四段は「記録は意識してもしかたないので、ふだんどおり臨みました。11連勝は自分の実力からすると望外のことです。全体的な実力を上げ、これからも一局一局、頑張って指していきたい」と話していました。

(引用終わり)

ちなみに、デビュー後10連勝の記録を持っていたのは、松本佳介六段(1995年10月四段)と近藤正和六段(1996年10月四段)のお二人。近藤四段は、「ゴキ中(当時はまだ命名されていなかったけど)」をひっさげ、竜王戦で5連勝で6組優勝、本線でもベスト8に進出する大活躍。当時近藤四段は「天井から札束が降ってくる感じ」と先崎九段に言ったらしいけど、「一年前には奨励会三段で無給だった男が竜王戦だけで何百万も手にする。(勝又清和:『最新戦法の話』p124,浅田書房,2007)」んだから無理もない。

閑話休題。藤井聡太四段の一番の強さは「終盤力」。本人も四段昇段時に「終盤を見てほしい」と言ってたけど、詰将棋解答選手権チャンピオン戦3連覇(2015~2017)の実力は本物。「光速の寄せ」の谷川浩二九段は四~五段当時、「早く終盤になればいい(当然自分が勝つから)」と思っていたらしいけど、寄せを読み切る能力は既に今のプロ棋士界の中でもトップ5に入るのではなかろうか。

すごいところはあわてて攻めないこと。師匠の杉本昌隆七段によると、2016年前期の「三段リーグの中盤から様子が違ってきた。余裕が出てきたというのか、厚みを増したというのか。私との対局でも攻め合いではなく、余されて負かされることが多くなった。」という。藤井聡太四段の将棋を見ていると、まず相手の攻めを受け止めてから攻めるパターンが多い。素人はなかなか自玉の危険度が読み切れないものだけど、藤井四段は見切っているとしか思えないところがある。

藤井聡太四段のデビュー戦となった、対加藤一二三九段竜王戦六組ランキング戦をみてみよう。棋譜は下記で見ることができる。「」の部分は、将棋世界3月号に載った鈴木宏彦氏の観戦記からの引用。

2016年12月24日 竜王戦 加藤一二三 vs. 藤井聡太 竜王戦
https://shogidb2.com/games/12aa48b21c47e76afd0b6b65bc0f28ab017f3a98#415da0baf61ee372eb1da56a756cc5d08048f6a8

将棋は加藤九段の先手番で矢倉戦となった。39手目の▲6五歩が作戦の岐路。63分の長考だった。「▲6五歩は角をどかして4六から銀を強引にさばく狙いで、昨年(2015)9月に堀口一史座七段が初めて指した手だ。この新手を加藤は研究していたらしい。」

羽生三冠が驚いたのは、わずか2分で藤井四段が指した50手目の△8五歩。先手の猛攻が予想されるだけに、2分で指せる手ではないらしい。藤井四段はカンでこの手が間に合うと思っていたという。実際この手が後の84手目の△8六桂打や92手目の△8六銀打を生んだ。終局後加藤九段は藤井四段に「いつから読み切っていたの」と尋ねていたが、80手目の△6九銀打で「驚いたことに、この一手ですでに後手の勝ち筋に入っている」のであれば、52手目の△5四同銀に払った33分の長考中にかなりの先まで読み切っていたのではなかろうか。

藤井聡太四段の11連勝の中にはNHK杯テレビ将棋トーナメント1次予選の3連勝が含まれている。テレビで藤井将棋を見るのが楽しみ。



 

古本屋通信さんと「左翼業界」

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 4月 4日(火)18時54分9秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  世の中は「新年度」気分っぽい(新入社員を迎えてってニュースをやっていた)けど、プ~太郎の私は朝からぼーっとしている。先週の金曜日に元の会社に頼まれた「いっとき仕事」が終わったので疲れがでたらしい。昔、吉行淳之介さんは「1時間仕事するために残りの23時間がある」と書いたことがあるけど、歳をとるとその気持ちがよくわかる。「週休二日」ではとても疲れがとれず、「週休三日」は必要となってしまった。

何となく古本屋通信さんのサイトを覗いていたら、「左翼業界」という言葉にぶつかってビックリ。その言葉がでてくる前後を引用する。

自他の文章を考える(古本屋通信No 2505,2017/04/04)
http://matinofuruhonya.blog.fc2.com/blog-entry-2847.html

(引用開始)

私自身は他人を批判する文を得意とする。丸山真男や古在由重に論争文が少ないのをやや不満とする。私が武田と石村をやっつけた文は支持されなかった。そう思って石崎徹を批判した 「通信 No 2484 石崎徹「天皇退位私論」批判」 を見たら、25個の拍手が付いていた。それで石崎のモト文を見たら拍手はゼロだった。両者の読者数に一桁の差があるとしても、これではどうしようもないだろう。拙文は石崎文の成否を問うていた。私ならブログを閉鎖する。石崎には恥の感覚がない。したがって自意識がない。

鬼藤千春はブログを閉じた。まだ鬼藤には恥の感覚がある。自意識がある。鬼藤は昨年11月に自他を欺いてネットから消えた。彼の最後の記事はこうだった。
 「2016年10月31日【お知らせ】 この度、わたくし鬼藤千春は、「短歌とエッセイ集」を出版することに致しました。約300ページの本になる予定です。いま、その原稿に手を入れているところです。11月上旬に印刷所に原稿を送り、年末を目途に完成をめざしています。」

エッセイ集など何時まで待っても出版されなかった。最後の文には111個の拍手が付いている。その前日は6個だ。まいにち一つずつ自分で拍手欄をクリックしたのだろう。こういう幼稚な所業は惨めである。私には鬼藤の遁走が理解できた。あらゆる民主戦線から追放され、最後に行き着いた先が龍短歌会だった。この保守歌壇に鬼藤を容れる空間などあろう筈がない。そういうことさえも彼は解らなかった。左翼業界から脱落した世間しらずの終着点だったろう。

(引用終わり)

古本屋通信さんは、「」もつけずに「左翼業界」という言葉を使っているけど私には初見。古本屋通信さんは奇特な方で、1945年生まれの元「日共党員」(あくまで私の推測)にもかかわらず、「前進」をたまにコピペして教えてくれる人(私が「前進」を読むのは元記事として確認するときだけ(笑))。「左翼業界から脱落した世間しらず」という用例から判断すると、古本屋通信さんは、「日共及び日共関連業界(イメージするのは、アカハタ、大学生協、新日本出版、民商等、日共の影響力のある企業及びそこに所属する人々)」という意味で使っているらしい。文章の調子から判断すると古本屋通信さんご自身はまだ「左翼業界」の一員らしいのでめでたい(笑)。

私は大昔、「左翼」という自覚を持っていたけど、「左翼業界」が存在するとは思ったこともなかった。「任侠団体」やそれに所属する方々を通称して「やくざ業界」ということがあるけど、「左翼業界」もそう受け取ればいいのかなー。色々思うこともあるけど、「私自身は他人を批判する文を得意とする」という人の文章をネタにするのはコワイのでこれ以上は書かないことにする(笑)。
 

東日本大震災と都市伝説

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 3月12日(日)16時56分17秒 182-166-88-27f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  記録のためのメモ

「霊的なもの」を信じるかどうかは人によって異なるだろう。私はどちらかというと信じるタイプ。女房が昔「霊感少女」(今はババ―だけど)で、死んだ人の霊を感じるタイプだからだろう。

新聞を読んでいたら、東北大学の先生が震災後石巻市を深夜運転していたら、「カーナビに目的地とは違う沿岸部へと導かれてゾッとした」という記事を発見。科学的に物事を考えるべき大学の先生にも「不思議なこと」は起こるんだと素直に感心した。これって結構信憑性は高い。

件の先生によれば、「あれだけの大災害ですから、この世に未練を残していった人たちの霊が存在してもおかしくはない、と感じてしまう理解がわれわれの文化の中にはある」ということらしい。

震災と臨床宗教師 東北大学大学院教授・鈴木岩弓氏(毎日新聞,2017/03/09)
http://mainichi.jp/articles/20170309/ddm/004/070/023000c

(引用開始)

大震災では、主に津波のために沿岸部で多くの死者が出ました。宮城県でも9500人以上が亡くなっています。例年の宮城県の死者は年間約2万人ですが、あの年は3万人超。つまり、震災さえなければ死ぬことのなかった「突然死」がそれほど大量に出たのです。私の知人にも家族を一度に失った人がいます。遺族の多くが身近な人の死を受け入れるのに時間がかかりました。「死んだ直後は涙さえ出なかった。2、3年たってようやく泣けるようになった」という話もよく聞きました。

しばらくは、現地では不思議な話も出回りました。「車を運転中、人をひいてしまったが、降りても誰もいなかった。警察に電話したら『今夜あなたで5件目の通報です』と言われた」「深夜、遺体安置所の方からうめき声が聞こえる」。こんな「怪異譚(たん)」が続きました。私自身も石巻付近を深夜に走行中、カーナビに目的地とは違う沿岸部へと導かれた経験があります。あたりは真っ暗な闇。「誰が呼んでいるのか」と、ぞっとしたこともありました。科学的に説明のつく話ではないのですが、起こったことの原因をそう考える自分たちがいた。あれだけの大災害ですから、この世に未練を残していった人たちの霊が存在してもおかしくはない、と感じてしまう理解がわれわれの「文化」の中にあったのです。

(引用終わり)
 

Re: å??ã??æ??ã??ã??è??å??ã?¡ã??ï??

 投稿者:ZXtEEeIkDI  投稿日:2017年 2月19日(日)10時10分12秒 5.188.211.39
返信・引用
  > No.136[元記事へ]

7l9kww http://www.FyLitCl7Pf7ojQdDUOLQOuaxTXbj5iNG.com
 

三浦九段冤罪事件による混乱続く 2月27日に臨時棋士総会開催

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 2月17日(金)04時38分17秒 182-165-128-180f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  三浦九段の冤罪事件の顛末(てんまつ)については既に書いた。冤罪事件の責任をとって谷川九段将棋連盟会長と島九段常務理事が辞任し、佐藤康光九段が後任の会長につくことによって事態の収拾をはかった。

虚砲「文春砲」に対する怯えが生んだ三浦九段スマホ冤罪事件
http://8156.teacup.com/masakioya/bbs/467

2月6日に臨時棋士総会が開かれ、谷川会長、島朗(あきら)常務理事の辞任に伴い、佐藤九段と井上慶太九段を新しい理事に選んだ。その後の理事会での互選で、佐藤九段が新会長に決まった。

日本将棋連盟の新会長に佐藤康光九段 羽生三冠と同世代(朝日新聞デジタル,2017/02/06 20:59)
http://www.asahi.com/articles/ASK26536DK26UCVL01P.html

しかし新聞では報じられなかったが、残留した5人の理事の辞任を求める動議が提出され、棋士総会は「怒声があがる」ほどの大混乱に陥った。

将棋連盟の総会 三浦九段の冤罪騒動巡り怒声あがる大混乱(NEWSポストセブン,2017/02/14)
http://www.news-postseven.com/archives/20170214_492793.html

(引用開始)
「これから『28人の名前』を読み上げます」。常務理事の発言に、出席していた棋士たちから次々と怒りの声が上がった。「なんでそんなことをする必要があるんだ!」(略)

議論が紛糾した発端は、新理事選任後に『今回辞任した2人だけでなく、他の5人の専務理事、常務理事も解任すべき』という動議が提出されたことでした」(参加した棋士の一人)

将棋連盟の定款では、現役棋士や引退棋士らで構成される正会員235人のうち10分の1以上の賛同があれば臨時総会が招集できると定められている。

「今回の理事解任動議には、28人の正会員の署名があったため、2月27日に臨時総会が再度開かれることに決まりました。ところが、常務理事の一人である片上大輔六段(35)が、署名した人間の名前を読み上げようとしたところ、出席者から反発の声が上がったのです」

「反対の声が上がったのは、署名した28人が、“現執行部に反旗を翻した棋士”として世間に晒されることを恐れたからですよ」そう語るのは株主優待を使いこなす“財テク棋士”として知られる桐谷広人七段(67)だ。(略)

「私は2007年に引退しているから何をいわれてもいいが、動議に署名した現役棋士たちは、名前を公表されたら連盟やその周辺から仕事が回ってこなくなる恐れがある。過去には現職理事からの頼み事を断わっただけで仕事が来なくなったと嘆く棋士もいました」(略)

「のらりくらりと関係のない話をする執行部に対して“時間稼ぎはやめろ”という怒号が飛んだし、一説には4000万円以上ともいわれる三浦九段への慰謝料がいくらになるのかという質問も出ました。執行部側は『(金額は)まだ決まっていない』などの回答に終始しました」(桐谷七段)

(引用終わり)

ここで、「4000万円以上」という三浦九段への慰謝料の具体的な数字が出てきたことには驚いた。昨年末に第三者委員会の報告書が公表された直後の三浦九段の記者会見に、「師匠の西村九段が三浦九段と同席し、「1億円の慰謝料」と発言したように記憶する。

私も普通の民事裁判だったら1億円の損害賠償を請求するんだろうなと思っていた。問題は三浦九段が今後も「公益社団法人日本将棋連盟」の社員として対局を続けなくてはならないこと。新聞社との契約額も新聞の部数減に伴い減少している(らしい)。1990年代は、将棋のプロの年収は「段位×100万円+プラスα」と言われたものだが、勝てない四段の対局年収は250万円だという。これは順位戦の契約額が減少した影響だろう。

「慰謝料4000万円」は「1億円×0.5×0.8」でまあギリギリの額だけど、執行部以外の一般棋士達にとっては、自分たちへの配分原資が4000万円減るわけで、慰謝料の額を気にするのは当然だと思う。

2月27日の臨時棋士総会では、「残留した5名の常務理事解任動議」は否決されると思うけど、5月の定例棋士総会が終わるまでは現在の混乱は続くだろう。
 

BPO NHKの小保方春子氏に対する人権侵害を認める

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年 2月11日(土)06時55分14秒 182-165-128-180f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  2月10日、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会(委員長=坂井真弁護士)は、STAP細胞論文問題を検証したNHKの特集番組が、小保方晴子・元理化学研究所研究員の名誉を毀損(きそん)する人権侵害があったとして、再発防止に努めるよう勧告した。

BPO  NHK特集、人権侵害 小保方氏報道「不正」誤解生む(by丸山進、屋代尚則,毎日新聞,2017/02/11)http://mainichi.jp/articles/20170211/ddm/012/040/085000c

NHK広報局は「真摯(しんし)に受け止めるが、番組は、関係者への取材を尽くし、客観的な事実を積み上げ、表現にも配慮しながら制作したもので、人権を侵害したものではない」とのコメントを出し、人権侵害を認めなかった。毎日新聞の上記記事では「人権侵害を認めた勧告は同委員会では最も重い判断で、勧告への反論は異例。」と書いている。NHK広報局のコメントは下記参照。

NHK広報局 本日のBPO放送人権委員会決定に関するコメントは以下の通りです。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/pdf/20170210.pdf

NHKの小保方春子氏いじめについては、「残暑お見舞い申し上げます(2014/08/22)http://8156.teacup.com/masakioya/bbs/220」と「訂正とお詫び ついでにおまけ(2014/08/22)http://8156.teacup.com/masakioya/bbs/221」の2本のエッセイを書いている。「STAP細胞不正論文騒動」からもう3年もたったのかと時の流れのはやさに驚く。

論文に誤りはつきもの(NATUREに発表された論文でも、5年後に検証に耐えて残っているのは20%ぐらいと記憶している)だし、それを「不正」として糾弾するのはそれこそ「不正」だし、小保方春子氏に対する報道は「弱いものいじめ」そのものであるという私の考えには変わりはない。NHKの「弱いものいじめ」は「強いものにはまかれろ」に転化し、阿部内閣に対する報道は、北朝鮮放送局の某第一書記に対する報道と同様のものとなっている。

NHKが小保方春子氏に対する人権侵害をいまだ認めてないのに腹がたつので、「訂正とお詫び ついでにおまけ(2014/08/22)http://8156.teacup.com/masakioya/bbs/221」で引用した藤原信也氏のエッセイを再び貼っておく。

私たちはメディアが殺人を犯すことも出来るというおぞましい出来事をいま目の前にしている。(Synya talk , 2014/08/06)http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php

(引用開始)

そして7月27日にNHKで放映されたNHKスペシャル「STAP細胞不正の深層」。

張り込みで発見した小保方晴子を執拗におっかけ回し、トイレに追い詰め怪我を負わせるという、まるで日本版パパラッチもどきの”おっかけ”をれっきとした国営放送のスタッフがやっているというこの異様な風景。(略)

そのうえで、ほぼ2人で論文作成を進めていた当時の2人のメールとして、テレビ画面にメール文面が映される中、内容を男女のナレーターが意味ありげに読み上げる。

まず笹井氏の「東京出張」と題したメールでは、小保方氏に研究状況をうかがう前段部分の「小保方さん、本日なのですが、東京は雪で寒々しております」「小保方さんと、こうして論文準備できるのを、とてもうれしく、楽しく思っており、感謝しています」と男性ナレーターが妙に抑揚あるトーンで読み上げる。

これに返信したとされる小保方氏のメールは「笹井先生、また近いうちにご相談にうかがわせていただけないでしょうか」と弾んだ声で音読され、暗に男女関係の蜜月を匂わせる。(略)

報道の常軌を逸し、自らの中に鬱積したストレスをすでに瀕死の状態にある弱いターゲットに向かってぶつけるかのごとくである。

”臭い何か”が糞詰まりのようにメディアの内臓に溜まっている。追い詰めるべきターゲットは瀕死の小娘ではなく、別のもっと大きな世界にあるはずである。しかし卑屈にも彼らは自からの鬱憤晴らし報道に血道を上げている。

(引用終わり)

2月10日付けのNHK広報局のコメントでは、「放送人権委員会が指摘した取材上の問題については、平成26年に番組が放送される前に、安全面での配慮が欠ける面があったとして小保方氏側に謝罪しましたが、今回の決定の中で改めて指摘されたことを重く受け止め、再発防止を徹底していきます。 以上」として、取材方法に誤りはなく、小保方春子氏を負傷させたことに対してだけ「安全面での配慮が欠ける面があった」としている。藤原信也氏の指摘する「弱いものいじめ」という感覚は微塵(みじん)もない。「安全面での配慮が欠ける面があったとして小保方氏側に謝罪しました」も、「あやまればいいだろう」という傲慢さがすけてみえる。

小保方春子氏に対する取材状況については、「Ⅴ申立人の主張と被申立人の答弁(43/52-)」「取材方法に問題はあったか」から引用する。

http://www.bpo.gr.jp/wordpress/wp-content/themes/codex/pdf/brc/determination/2016/62/dec/k_nhk_62.pdf

(引用開始)

○本件番組が放映される直前の平成26年7月23日夜、申立人は再現実験中の理研からの帰途において、本件番組の取材班からバイクで追跡を受け、ホテル内に逃げ込んで拒絶する申立人を、ホテルの管理者の承諾もないままに、2台のカメラマンを含む5名で追い回し、取り囲むなど暴力的取材行為を強行し、その際には逃げる申立人をエスカレーターで挟み撃ちにした。

[NHK] 今回の申立人に対する直接取材は、報道機関として、可能な限り当事者を取材すべきとの考えから行ったものだ。この直接取材は、いきなり行ったものではなく、申立人の代理人を介して繰り返し取材申し込みをしていたものの、返事をいただけなかったことから直接伺ったものだった。また、取材場所も、公道からホテルのショッピングエリアにかけてのパブリックスペースにおいて、コメントを求めたものであり、直接取材を行ったこと自体は問題がなかったと考えている。

○当該取材行為についてはNHKから代理人への口頭での謝罪はあったものの、本件番組内での謝罪も説明もなく、申立人の負傷に対する問い合わせすらなく、違法取材の加害者という感覚すら有していないものと思わざるを得ない。

[NHK] 取材班が二手に分かれて近づいた結果、エスカレーター付近において前後から挟んで進路を塞ぐ形となった点については、安全面での配慮に欠ける問題のある取材手法であったと反省している。このため、NHK大阪放送局の報道部長と取材統括デスク、それに担当記者の3人が申立人代理人と面会しおわびをしている。

○申立人は、この間、カメラを向けられ、ほほにマイクを当てられた時の余りの恐怖に強く力み、相手記者と接触した首筋は背中まで痛みが走っていて、また逆走した時に強くつかんだ右手も手を握れないほどの激痛だった。

○(エスカレーターでの出来事の後)エレベーターに乗りロビー階でドアが開いたところ、NHKの記者が乗り込んできたため、申立人はエレベーターから降りて女子トイレに駆け込んだが、トイレの中まで女性の記者が入ってきて、誰かに助けを求める電話をかけても盗み聞きされる状況となった。その女性記者は電話で外にいる仲間に状況を報告しているようだった。その後、付き人がホテルスタッフに助けを求めた結果、ホテルスタッフが助けに
来て、その誘導のもとで、申立人は、ようやく従業員通路から外部に脱出するに至った。

[NHK] 意見なし

(引用終わり)
 

レンタル掲示板
/38