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  1. 足あと帳(12)
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舌癌ステージ4

 投稿者:マーキー  投稿日:2018年 1月22日(月)04時45分7秒 182-166-90-143f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  この日記を読んで下さっている皆様方の中には、タイトルを見てほっとしている方もいらっしゃるかもしれない(笑)。

幸い(?)金はないけど私自身は健康であります。

実は、妻の友人の和代さん(62)が舌癌のステージ4になってしまい、痛くて食事もできない状況にある。

それを知ったのが、昨年の12月中旬。彼女の住まいは滋賀県北部、比良山系の山奥で、寒くなると雪に閉じ込められて通院も困難になる。そこで、正月明けからわが家に来たらとお誘いした。

そのような事情で19日(金)から、わが家にホームステイされている。滞在期間は暖かくなる3月中旬まで、2ヶ月間弱を予定している。

彼女が滞在している部屋は、2階のわが家で一番日当たりのいい部屋。10年ぐらい前に逝った妻の母が使っていた部屋だ。

「わが家に来てもらったら」と言ったのは私。

もう手放すしかない家だけど、二人の子供が巣立ち、妻の母、私の父を見送ってやることができた家だ。今、心の底では死を覚悟しながらも、免疫療法を信じてがんばっている彼女の役にたっているのだから、私がこの家をたてた価値は十分あったといえるだろう(自己満足にすぎないけど(笑))。

私には分不相応な家だけど、これだけ人の役にたったのだから、もって瞑すべきというべきだ。

今考えている最善のストーリーは、適当な借家を見つけて娘夫婦と同居することだから、彼女のおかげで、われわれ夫婦は他人と一緒に暮らす予行演習をしているともいえる。

彼女が2ヶ月を無事に乗り切ってくれることを心から祈っている。

この日記を読んで下さっている皆さまのご健勝を祈念しております。

 
 

藤井聡太四段 佐藤天彦名人に勝利 そして順位戦でも勝って昇級にM1

 投稿者:マーキー  投稿日:2018年 1月20日(土)16時12分39秒 182-166-90-143f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  1月14日(日)、名古屋で行われた朝日杯将棋オープン戦で、藤井聡太四段は佐藤天彦名人に勝ってベスト4進出を決めた。次の対戦相手は羽生善治竜王で2月17日(土)に東京で対局が行われる。

藤井四段、佐藤名人破り4強 朝日杯将棋、次は羽生竜王(朝日新聞DIGITAL,2018/01/14)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180114-00000025-asahi-soci

私はabemaTVとニコニコ動画の中継の両方を観戦していたけど、藤井聡太四段の完勝といっても良い内容だった。藤井四段の先手番で始まったが、藤井四段が佐藤天彦名人の十八番戦法であり、自身は大の苦手(3連敗中)としている横歩取りに飛び込んでいったのには驚いた。今年初の対局となった大橋四段との王位戦予選に横歩取り(先手は藤井四段)で完敗していただけに、期するものがあったに違いない。藤井四段が対局後のインタビューで、「名人に勝てたのは早指しではありますが、自信になりました。」と語っていたけど、本音だったろう。

解説の三枚堂六段によれば、54手目後手が△3五歩打つと先手の桂頭を狙ってきた時に、▲8五桂馬(55手目)とはねた手が「うまい手でした」。「角のききを通したのが好着想で本局では、この角がよく働きました。以下、△3六歩(56手目)、▲同銀(57手目)、△3四飛車(58手目)と飛車を回って銀取りに対し、▲2七金(59手目)と上がったのが好手だった。「▲8五桂馬~▲2七金の構想が見事でした。」

以下、佐藤天彦名人の勝負手を的確にはねかえして藤井四段の快勝となった。将来、『藤井聡太好局集』が出版される時は必ず選ばれるに違いない(笑)。

佐藤天彦名人 vs 藤井聡太四段『初手から振り返り』 【朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント】【将棋】
https://www.youtube.com/watch?v=FnQadn462a8

[棋譜]2018-01-14 朝日杯将棋オープン戦藤井聡太 四段 vs. 佐藤天彦 名人 第11回朝日杯将棋オープン
https://shogidb2.com/games/9ec444f87e6867e980c727be37f45ab03cbcbdf5#ln1g1k2l%2F1ps2bg2%2F2p2pn2%2FpP1ppsr1p%2F1NP6%2FP1R1PPS2%2F3P2NGP%2F1BGSK2P1%2FL7L%20w%202P1p%2060

昨日の矢倉七段との順位戦は、実力からみれば藤井四段の順当勝ち(矢倉七段ごめんなさい)と思ったけど、ベテランはツボにはめたら強いから、その点だけを心配していた。藤井四段の先手番で、ノーマル四間飛車対居飛車穴熊の定跡形となった。

後手が△9五歩(36手目)と突いた局面は、6局の前例に合流しているが、1号局は2004年度の第62期C級2組で指されたもので、その時後手を持っていたのは当時五段の矢倉だったという。藤井四段は1時間3分の長考で▲2四歩(37手目)、△同歩(38手目)、▲3五歩(39手目)、△同歩(40手目)、▲6五歩(41手目)と仕掛けた。後手は△同桂(42手目)を選択し、先手は▲3三角成(43手目)、△同桂(44手目)、▲6八銀(45手目)と▲2四飛を見せた。後手は1時間34分の大長考で△2五歩(46手目)と伸ばした。これに対し、先手は3分で▲7五歩(47手目)、先の長考で全部読んでますよという藤井四段の声が聞こえるようで、私は藤井四段優勢を確信したのでありました(笑)。

結果は、77手で藤井四段の勝ち。終局は順位戦としては早い19時53分だった。共に順位戦7連勝だった今泉健司四段が昨日の対局で牧野光則五段に敗れたため、藤井四段はC1昇級にマジック1とした。

※局後の感想※
終局後、主催紙から両対局者に共同インタビューが行われた。まずは藤井から。

――勝って8連勝となりました
藤井 いい結果でここまでこれています。残り2局も気を引き締めて頑張りたい。

――矢倉七段の四間飛車は予想されていましたか
藤井 考えられる展開のひとつとは思っていました。ただあまり経験のない形ではありました。

――37手目の▲2四歩は大長考となりました。
藤井 代えて▲5九角から角を転回する順も考えたのですが、打開の仕方が分からなかったです。本譜は無理気味かもとも思いましたが、穴熊の遠さを生かそうと思って踏み込みました。

――どこでよくなったと思いましたか
藤井 69手目に▲4三成桂から攻め合いとなって、玉の遠さを生かせるかと思いました。

――矢倉七段の手で印象に残った手は
藤井 50手目の△4三金から△6三銀上とこちらにとって嫌な手を指されて、あのあたりは自信がなかったです。

――勝ってC級1組に近づきました
藤井 残り2局の結果に掛かっていますが、目の前の一局に全力を注ぎたいです。

続いて矢倉にもインタビューが行われた。

――本局はどのような気持ちで臨まれましたか
矢倉 順位戦の連勝を止めるつもりで意気込んでいましたが、途中からは大差になってしまいました。

――得意の中飛車や三間飛車ではなく、四間飛車でした
矢倉 四間飛車は昔よく指していて、本局のような進行を想定していました。ただ、45手目に▲6八銀と引かれて、分からなくなってしまいました。

――次の△2五歩が大長考でした
矢倉 どうやってもバラバラになってしまいそうで、苦しい長考でした。調べればもう少しましな順があったかもしれないです。

――藤井四段の印象に残った手は
矢倉 59手目で▲3七桂と遊んでいる右桂を活用してこられたところです。△7七歩を利かして△2一飛としましたが、本譜の攻めが厳しかった。△2一飛ではもう少し粘る順があったかもしれないですが、それでも自信がないですね。

藤井聡太四段が順位戦8連勝! C級1組昇格&五段昇段へ着々(2018/01/19 20:44,スポーツ報知)
http://www.hochi.co.jp/topics/20180119-OHT1T50203.html

2018-01-19 順位戦藤井聡太 四段 vs. 矢倉規広 七段 第76期順位戦C級2組8回戦
https://shogidb2.com/games/dc38ae8ef26d1d4afc08ad8619e1ca559532da26

 

年末年始は将棋三昧

 投稿者:マーキー  投稿日:2018年 1月 8日(月)00時27分19秒 182-166-90-143f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  この日記を読んで下さっている片手でもあまる皆様。

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日(7日)になってようやく疲れがとれつつあります。

昨年27日より孫3人が泊まり込み。

親たちはゆっくり1年の疲れをとって29日の夜より逗留。

正月2日午後親子5人ご出立。

夫婦二人ほっとしました(笑)。

親に孫を見せるのが親孝行というのは大きな錯覚というもの。

ジジーとババ―は泣いているのが実情でアリマス(笑)。

そして、3日は娘夫婦が1泊2日で来てくれました。

ウレシ―(笑)。

ブラック企業に勤務している2人は、6日(土)も出勤なのよ。

働き方改革は中小零細企業には及んでないのが実情。

娘は4日、1年間の疲れが腰に出て倒れてしまいました(泣)。

5日の仕事始めには娘が欠席するのを条件に二人を車でアパートまで送る。

そして6日(土)に娘をゴッドハンドで名高い観音鍼灸さんまで車で送迎。

そして7日、ようやく夫婦二人休むことができました(笑)。

それでも忙中閑あり。

「将棋東京道場」で12級に停滞していた私が何と9連勝!!

11級を飛び越して10級に昇級しました。

ウレシ―(笑)。

9連勝した後は、五分五分で推移してまだ10級に止まっております。

何とかこの状態を維持したいと考えております。

以上ご報告でした。

皆様のご健勝を祈念しております。
 

沈没寸前

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年12月13日(水)00時38分12秒 182-166-44-189f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  この日記を読んで下さっている片手にも満たない皆様へ

もしあなたが沈没寸前の船の船長だったら、まず何をすべきだろうか。

稲垣足穂先生なら、「まず気付の一杯を!」ということだろう。そうだよな、落ち着くためには、まずウィスキーをダブルで飲もう。

そして、次は・・

セーフ・ボート(救命筏)がちゃんとあるかどうかを確認する。そうだよな、船が沈んでも生きていかなくては・・・

12月のはじめ、貯金が40万円台しかないと妻が報告。家のローンは2月分までしか支払えないことが判明。

とりあえず娘から100万円借りることにしました。ツラー・・。私の場合、セーフ・ボート=娘からの借金でアリマス(泣く)

来年5月末まで猶予ができたわけで、これからの身の振り方をゆっくり考えようと思っています。

多分、私と同じ身の上の方々はこの日本の中に10万人ぐらいは、いるんではないかしらん。

私が皆様のご健勝を祈念するのと同じくらい、私の幸福を願っていただけると嬉しいです(笑)。
 

ローズマリー石鹸

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年11月28日(火)00時23分14秒 182-166-44-189f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  この日記を読んでいて下さる片手にも満たない皆様の疑問は、「奥さんはどうしているんだろう?」ということだと思う。

収入がなくても、家のローン、光熱費等々、お金は否応なく出ていくしなー(泣く)。

従って妻のできることは、「節約出来るところは節約する」、これにつきるのであります(笑)。

わが家の朝食はパン食でありますが、パンは自家製であります。必要な小麦粉は「業務用」をどさっと買ってやっております。これで、一月に5,000円は節約できる。

次に節約できるのは毎日の野菜。猫の額のような庭でプチ菜園。毎年春になるとホームセンターでプチトマトの苗を購入。これがよく育って、7月~10月まで収穫できます。

それから石鹸も自家製であります。ローズマリー石鹸と私は名付けておりますが、これがスゴイ。以下は石鹸のレシピ。

まず、昆布を一晩たっぷりの水につけておきます。

翌日、この昆布だしを煮ながら洗剤(合成洗剤は不可、わが家では牛乳石鹸㈱の洗剤を使用)を投入していきます。

同時に、大量のローズマリーを入れながら煮詰めていきます。ローズマリーには殺菌作用があるので、水虫に悩んでいた私も、この石鹸のおかげで足はスベスベになりました(笑)。

ローズマリーは、お店で買うと結構お高いのが難点。幸い妻のお友だちが、30坪の家庭菜園を借りていて、その周辺に自生しているとのこと。

それをいただく代わりに、できた石鹸をさしあげております。

およそ1時間煮ると水分が蒸発して固まってきます。

冷めたあとは、タッパーにつめて冷蔵庫で保存。小さいタッパーに詰め替えて、浴室と台所に置いて使います。

以上、ご報告でした(笑)

 

内田樹氏の売買春観に対する違和感

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年11月26日(日)12時08分25秒 182-166-44-189f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  内田樹氏の『日本辺境論』(新潮新書,2009)は私の偏愛する名著だけれど、『疲れすぎて眠れぬ夜のために』(角川文庫,2007,ハードカバーは2003,角川書店)中の一文に違和感を感じたので、記録のためのメモ。

私はヨシユキストだからというわけでもないけど、フーゾク業界で働くお嬢様達にはずいぶんとお世話になったという意識が強い。身体よりも心を慰められたと言ってよい。内田樹氏は、買春はしない人らしい。そこの違いからかなーとも思うけど、内田氏の売買春に対する意見はあまりにも一面的ではないかと思った。

その部分を引用する。引用箇所は、『疲れすぎて眠れぬ夜のために』(角川文庫,2007)所収の「ビジネスが汚れた時代(同書,pp.76-79)」中の一文である(pp.78-79)。

(引用開始)

バブルの女子学生にすごく「高値」がついた時代でした。「パパ」を持って、港区あたりのマンションに住んで、BMWに乗ったりしている学生などさえおりました。若干の性的サービスの代償に毎月数十万円もらっている、というようなことをしていると、人間の根本が歪んできます。「お得だった」なんて言う人もいるかも知れませんが、ほんとうはすごく損な取り引きなのです。価値観が狂うというのは、一生癒えない傷ですから。

売春というのは厳密には「身体」を売るのではなく、「身体を売るような人間である」という社会的評価を受ける代償に金を受け取るということです。

みんな勘違いしているけど、買春する男というのは、身体的快楽のために金を払うのではありません。「この女は金で身体を売るような人間だ」という人間を貶める(おとしめる)ことのできる立場を得るために金を払っているのです。

人間が無意味な金を払うのは、幻想に対してだけです。

(引用終わり)

私の最初の違和感は、「売春というのは厳密には「身体」を売るのではなく、「身体を売るような人間である」という社会的評価を受ける代償に金を受け取るということ」という一文に対して。内田樹氏は、「「身体を売るような人間である」という社会的評価」とサラッと書いているけど、「身体を売るような女は軽蔑しても良い」という社会一般の評価(内田流に言うと社会的評価、私流に言うと「社会的偏見」ね)を、アプリオリに肯定しているように見える。

はっきり言えば、ズルイ表現だと思う。内田樹氏は売春婦に対して自分がどう思っているのかを言わずに、「社会的評価を受ける代償」と表現することで、(私流に言えば)社会的偏見を肯定しているのだ。

内田氏によれば、買春する男は、「人間を貶める(おとしめる)ことのできる立場を得るために金を払っている」そうだけど、売るものは身体しかないほど困った女がいるとき、どうすればいいのだろうか。彼女たちに必要なのは、「身体を売るのは損だよ」というお説教ではなく、とりあえずお客になってあげることではなかろうか(お金に余裕がある時に限るけど)。

内田氏は、「人間が無意味な金を払うのは、幻想に対してだけです。」とすかした表現で、「ビジネスが汚れた時代」というエッセイを終えているけど、私には、どうもなーという感想を抑えがたい。
 

藤井聡太四段のバリバリ財布~ちょっといい話~

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年11月18日(土)23時09分13秒 182-166-44-189f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  藤井聡太四段が29連勝していた頃、インターネット中継で最も注目されたのは昼食メニューとバリバリ財布。

バリバリ財布のいわれは、お金を出すときにマジックテープをはがす音が「バリバリ」って聞こえるから。

音を聞きたい方はこちら。

藤井聡太四段 財布バリバリ
https://www.youtube.com/watch?v=lUGqeYYZSoM

実はこの財布は、小学四年生のときに奨励会入会のお祝いとしてプレゼントされたもの。

藤井四段はその財布をプロになってからも使い続けていたのであります。

67歳のジジイはそれを知って泣きそうになりました(笑)。

 

藤井聡太四段、順位戦6連勝~将棋ライブは解説者が重要~

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年11月 4日(土)16時23分10秒 182-166-44-189f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  藤井聡太四段が、11月2日に行われた順位戦C級2組の対局で、脇謙二八段(57)に70手で勝ち、順位戦6連勝とした。またこれで、9月14日に順位戦で佐藤慎一五段に勝利してからの連勝記録を10に伸ばした。

7月2日、佐々木勇気五段に30連勝記録を阻まれてから、一時勝率が7割を切るなど「不調」が心配されたけど、最近はすっかり復調したみたいで嬉しい(ちなみに、7月2日~9月7日の成績は10勝6敗)。

藤井聡太四段、順位戦6連勝 高校進学にも言及「時間的制約あるが集中して強くなりたい」(産経WEST,2017/11/04 21:27)
http://www.sankei.com/west/news/171102/wst1711020090-n1.html

藤井聡太四段の公式戦成績/49勝6敗 まとめ(日刊スポーツ,2017/11/03)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201709130000346.html

藤井四段再び連勝中!【杉本師匠ウラ話】
https://www.youtube.com/watch?v=XO_mVlsHT8M

プ~太郎のジジイは、AbemaTVとニコニコ動画の両方を観戦していたわけでありますが、解説の面白い方の音声をONにしていました。“ミルショー”が市民権を得た現在、「解説」の巧拙もこれから重要になってくると思う。

AI将棋ソフトがプロ棋士よりも強い現在、人間味のある解説者が好まれると思う。ボケてみせる解説者が私は好き。

10月19日のAbemaTV藤井聡太四段vs小林裕士七段(王位戦予選)で、「これは、小林七段の重いパンチ(飛車取り詰めろ)が入りました。」「でも29連勝した人が簡単に負けると思えないし・・」と迷解説(?)してくれた高野秀行六段。その直後に、藤井四段の△32銀(飛車取りを放置した受けの妙手、ソフト推奨手)の妙手がでて、藤井四段の快勝となった将棋だったけど、カメラの前で悩んでくれる棋士は貴重だと思う。

高野秀行六段は、藤井聡太四段がデビュー後15連勝を記録した直後、「性能の良いマシンが参戦すると聞いて、フェラーリやベンツを想像していたらジェット機が来たという感じ」と語って、ワイドショーでも引用された。藤井聡太四段のファンだと思うので、今後も藤井聡太四段の将棋の解説での登場を期待するものであります(笑)。

11月2日の藤井聡太四段vs脇謙二八段の対局のニコニコ動画の解説役だった星野良生四段も面白かった。本多小百合女流三段に、「星野先生も藤井四段と対局したことがあるんですね」とふられると、素直に、前回の順位戦での敗局の印象を話してくれた。

「見えない角度からパンチがとんでくる感じでボコボコにされました。」

星野四段が先手番でゴキゲン中飛車、藤井四段が後手番で角道を開けない超速。後手番なのに、先手番と同様に△8六歩~△7三桂と仕掛けられたのに驚いたという。勝負師としては心配な面もあるけど、こういう素直な感想をいう星野四段は好きです(笑)。

11月2日の対局で感心したのは、藤井四段の8四竜と引いた手と最終手の6四銀。有利になってから急がない。大昔、「ゲキ辛」とか「友達をなくす手」という言葉が流行ったけど、藤井四段もプロになってから丸一年たって(まだ15歳だけど)、勝つまではタイヘンということが身に染みてわかってきたのだろう。8四竜はそんなことを感じさせる手だった。

そして6四銀は「相手の心を折る手」だった。自陣は何も傷のない相手が腰を落として攻めて来たら(そして相手が終盤間違えない藤井四段だったら)、投了したくなる気持ちになっても無理はない。ニコニコ動画には、「投了早すぎ」といったコメントが並んだけど、脇八段は次の対局のことを考えて早く投了したと思う。「勝つときは長手数、敗けるときは短手数」というのが、島九段がよく勝っていた当時のスローガンだったことを思いだしたから。脇八段は多分、これから勝ちだすと思う(wishful thinking?)。

藤井聡太四段 VS 脇謙二八段 予期せぬ投了に皆ビックリ~終局後解説【順位戦 C級2組】
https://www.youtube.com/watch?v=fWiym1_me0A

 

AIの盲点

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年10月31日(火)06時00分13秒 182-166-44-189f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  先日、面白い記事を発見。10月札幌で開かれたITなどの国際コンベンション「No Maps」のカンファレンス「将棋が見せてくれた人工知能の世界」を、田中徹氏がレポートしている。

史上最強棋士はだれか 将棋AIが出した答えは(by 田中徹,DG Lab Haus,2017/10/25)
http://media.dglab.com/2017/10/25-shogiai-01/

カンファレンスのパネルディスカッションの中で、千田翔太六段は、AIソフトが将棋界に与えた影響について次のように語っている。

(引用開始)

「将棋AIが(指し手の)評価値を出してくれるのが大きい。それが信用できるかは分からないが、人間よりは正確。AIと対局することで、人間が終盤で間違えることが分かり、終盤に時間を残すようになった。特に序盤戦、定跡の変化が代表的で、堅い陣形からバランス型に変わり、駒の配置や効きを重視する陣形になっている。」

(引用終わり)

3、4年前までは、「固い、攻めてる、切れない」という表現があるくらい、自分の方は固く囲い(例えば穴熊)、ドーンと攻めていくのが勝つコツと言われていた。AIソフトの特徴は、「仕掛けが早い」所にある。「固く囲ってから」と思っても、急戦で来られて敗戦という憂き目にあってしまう。千田六段の「堅い陣形からバランス型に変わり、駒の配置や効きを重視する陣形」への変化も、こうした事情が影響しているのだろう。

私がオヤと思ったのは、山下宏氏の「歴代名人の強さ」というスピーチ。山下氏が講演に使用したスライドは下記参照。

山下宏:歴代名人の強さ, 2017年10月13日札幌NoMaps
http://www.yss-aya.com/20171013yama.pdf

山下氏はAIソフトと比較することによって、歴代名人のタイトル戦の棋譜の中から「悪手」をみつけ、「悪手率」をベースに歴代名人のレーティングを算出している。それによれば、

大山康晴十五世名人、3000前後で推移(年平均16局)。
中原誠十六世名人、3100前後で推移(年平均18局)。
谷川浩司九段、3100前後(年平均12局、ただし、年ごとのバラつきが大きい)。
羽生善治棋聖、3300前後で推移(年平均22局)。

となった。

大山康晴十五世名人と羽生善治棋聖のレーティングには300の差があるから、「もしも全盛時の羽生善治棋聖と大山康晴十五世名人が10回対局すると、8勝2敗で羽生棋聖が勝ち越すと推定される」というが、これには違和感がある。「悪手率」から、大山名人のレーティングを算出したために、大山名人のレーティングはかなり低く算出されたのではないだろうか。

というのは、大山名人は「わざと“悪手”を指す」のでも有名だから。大山名人は「勝負の鬼」であって、個々の手にこだわらない人であった。たとえ、それが“悪手”であっても、相手のミスを誘う手であれば“立派な勝負手”である、というのが大山名人の将棋観であったろう。

AIソフトに「勝負手」を指すことはできないが、人間にはできる。ここを見落とすと、ちょっとマズイと思うのであります(笑)。

 

Re: 惑わすつもりはないのだけれども

 投稿者:マーキー  投稿日:2017年10月31日(火)05時56分19秒 182-166-44-189f1.shg1.eonet.ne.jp
返信・引用
  > 僕はどうも「引用」されるのが好かないのです(笑)

> 恐らく僕は実生活においては詩人的な傾向はあるのでしょう。

江田さん、カキコありがとうございました。

ムチャ嬉しいです。

とりあえず江田さんのご健在が確認されて、それがとても嬉しかったです。

江田さんの影響なのか、年来「詩と物語」について考えていて、この前思いついたことがあります。

それは、「物語は意識を眠らせ、詩は覚醒させる」というものです。

迫りくる恐怖の現実から逃げるためには、物語はきわめて有効な道具です。

先日は、1冊100円の半沢直樹ものを一気に2冊読んで自分でもあきれました(笑)。

またのご来場をお待ちしております。

どうぞお元気でお過ごしくださいませ。
 

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